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北海道百年記念塔が老朽化で解体?道命名150年の今年に方針 記念塔の現在[札幌市厚別区]

      2018/02/02

北海道100年記念塔
北海道百年記念塔に解体論が浮上しているとのことです。

2018年1月5日付の北海道新聞にて百年記念塔の老朽化・修繕費用・維持費等の問題が出ていると書かれています。

北海道命名150周年となる今年に百年記念塔をどうするかの方針を固めるとのことですが、どうなってしまうのでしょうか。

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北海道百年記念塔に解体論

2018年1月5日付の北海道新聞にて百年記念塔解体論の記事が掲載されました。

1970年に完成した道立野幌森林公園の北海道百年記念塔(札幌市厚別区)の解体論が浮上している。記念塔は現在、老朽化により立ち入りが禁止され、維持改修には巨費が必要だ。有識者からは存続論も出るが、危険性や費用の観点から解体を促す声も上がっている。道は命名から150年の節目の今年、方針を固める。

(中略)

近年は老朽化が進み、さびた金属片が落下するようになった。92年には2億円、99年には3億5千万円をかけて大規模修繕したが、完全修復までは至らず、2014年から塔への立ち入りは禁止されている。

立ち入りを可能とするには10億~20億円程度が必要。さらに維持管理などに年平均800万円かかっており、完成時から16年までの維持費は大規模修繕分を除いても数億円に上る。

道は今後のあり方について検討するため、16年秋から有識者懇談会を5回開催。大学教授や旅行会社社長など6人が議論した。その中で「親しんでいる人がいる」「近代的遺産だ」と存続を訴える意見が出た一方、「朽ちているので維持するのは相当危険」「維持費を負担し続けるのは道民理解を得られない」などの意見も多数出た。

懇談会では、塔を解体して跡地に2万本の桜を植える構想や記念塔内にある日本を代表する彫刻家佐藤忠良のレリーフを生かした新たなモニュメントの設置案も出された。

引用元:北海道百年記念塔に解体論 有識者懇 道、年内に方針/北海道新聞どうしん電子版

百年記念塔の老朽化により、修繕費や維持費をどうするかという問題があるようです。

長年親しまれてきた百年記念塔を解体するのか、仮に解体した後はどのように活用するのか…。

北海道命名150年の節目を迎え、百年記念塔が岐路に立たされている状況です。

 

北海道百年記念塔とは?

北海道百年記念塔は、札幌市厚別区の野幌森林公園内に立っている高さ100メートルの巨大な塔です。

北海道開道百年を記念して作られた建造物で、100年の節目となる1968年(昭和43年)に着工。

1970年(昭和45年)9月竣工、1971年(昭和46年)4月より一般公開されました。

塔の概要についてはWikipediaによると以下のように説明されています。

塔のデザインは全国公募による299点の中の一つ、北海道今金町出身の井口健のものが採用された。審査員には田上義也などがいた。

塔の造形は、空に向かい無限に延びる曲線によって未来への発展を象徴し、また塔壁面の凹凸は風雪と闘った歴史の流れを表現しており、塔断面は「北」の文字を、基部の平面は六角形の雪の結晶を形象している。

外壁は茶色の厚さ4.5-6.0mmの耐候性高張鋼板で覆われ、塔は鉄骨等も含めた鋼材の総量約1,500トンより成る。総工費は約5億円を要しており、その半分は北海道民の寄付によるとされる。

塔内の階段で展望室まで登ることができ(9:00-17:00、入塔 -16:30)、8階となる高さ23.5mの展望室からは、札幌市・江別市など石狩平野が見渡せる。展望室は入場無料であるが、冬季期間(11月上旬-4月上旬)は閉鎖される。1970年代後半よりエレベーターは長らく閉鎖され、保守用となっている。また2014年からは、金属片が落下したため塔および周辺は立入禁止となっている。

野幌森林公園にあるため、北海道博物館や北海道開拓の村と隣接している。

引用元:北海道百年記念塔/Wikipedia

2014年より百年記念塔の展望台が閉鎖されて入れなくなってしまったのは残念ですね。

北海道百年記念塔を見に行ってみた

北海道百年記念塔
展望台が閉鎖された現在の百年記念塔はどうなっているのか?

気になって見に行ったことがあったのでご紹介します。

撮影日は2016年6月です。

百年記念塔の駐車場から階段を上がると、広々とした丘の上の先に百年記念塔が見えます。

駐車場から百年記念塔まではかなり離れています。

 

百年記念塔前の芝生
百年記念塔の周りに広がる草原。

北海道らしい最高の散歩コースですね。家族連れできたら楽しそうです。

 

百年記念塔
近づくにつれ塔の巨大さに圧倒されます。

なんともいえない力強さを放っている素晴らしい塔です。

 

閉鎖された展望室とエレベーター

百年記念塔・展望台
地上23.5メートルの位置にあるという百年記念塔の展望室。

エレベーターが付いているそうですが70年代後半に閉鎖・保守用となったとのこと。

また展望室は2014年に閉鎖され、上に登れなくなっています。

 

百年記念塔の裏側

裏側から見た百年記念塔
裏側に回って百年記念塔を見た写真。

見る角度によって形が変わります。

 

百年記念塔・下部分
百年記念塔の土台部分。重厚な造りです。

 

百年記念塔・上部分
百年記念塔の上部分。

サビで真っ赤になっているのが分かります。

 

百年記念塔を囲む池
百年記念塔の足元には池が取り囲んでいます。

水深は浅く、柵もありません。

 

閉鎖された通路
百年記念塔の下へ続く道はご覧のように立ち入り禁止となっていて、これ以上は近づけません。

 

記念塔下に残る巨大レリーフ

百年記念塔レリーフ
塔の入口上部には何やら巨大なレリーフが掛かっているのが見えます。

このレリーフは佐藤忠良氏による作品「開拓」とのこと。

近くで見てみたいのですが現状ではそれが不可能です。

ちなみに佐藤忠良氏は絵本「おおきなかぶ」の挿絵を書いた方として有名。

 

百年記念塔を見上げる
真下から見上げた時の存在感が素晴らしい。

真っ赤に錆びた外壁もまた北海道の厳しい風雪に耐えてきた歴史を象徴しているかのよう。

 

百年記念塔の地下

百年記念塔の地下
百年記念塔には階段を下ったところに半地下のようなスペースもあります。

お城の外壁のような雰囲気ですね。

 

地下から見た百年記念塔
地下から見た百年記念塔。

 

テーブルと椅子
地下は広い休憩所になっており、沢山のテーブとイスが並び、自販機もありました。

奥にはトイレもあります。

 

大地の手

大地の手・入口
地下の奥にはさらに「大地の手」と書かれた入口が…。

 

大地の手・全体
「大地の手」エリア全体。

森に囲まれた不思議な場所です。

 

大地の手・拡大
壁には無数の手形があります。薄暗い場所なだけにちょっと怖い(笑)

 

大地の手・説明板
『「大地の手」広場』の説明板。

手形の参加者は国内外合わせて5300余人!すごい数ですね。

1973年10月10日完成ということは、百年記念塔一般公開の2年後ですね。

 

百年記念塔からの眺め
帰り際、百年記念塔から駐車場へ続く真っ直ぐの道を振り返る。

高台にあるこの場所は眼下の街や山並みがよく見えて、たいへん良い眺めになっています。

今後この場所がどのように変わっていくのでしょうか?

変わってほしくない気持ちのもあり、また楽しみでもあります。

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