【えべナビ!】江別・野幌 情報ナビ

「えべナビ!」は北海道江別市を中心に札幌市などの道内情報・ニュース・イベント・新店舗等の情報を紹介します

アニメ聖地巡礼で観光と地域コミュニティ活性化!江別蔦屋書店『「好き!」を流通させるコンテンツツーリズム』トークイベント開催(インタビュー掲載)

      2019/02/24

コンテンツツーリズム
江別蔦屋書店(北海道江別市牧場町)にて、『コミュニティをつくる観光 ー「好き!」を流通させるコンテンツツーリズム』と題したトークイベントが開催されます。

テーマは、アニメなどにおける「聖地巡礼」を軸に、その地域の観光・コミュニティの活性化の可能性を探るといった内容だそうです。

日時は2019年2月23日(土)14時~16時の予定。

無料で参加できるとのことなので、興味のある方はぜひご参加を!

この記事では、イベントの詳細情報と、講師である岡本健先生のインタビューも掲載しています。

スポンサーリンク

スポンサードリンク

『コミュニティをつくる観光 ー「好き!」を流通させるコンテンツツーリズム』

2013年、当NPOから初の単著『n次創作観光』を出版し、2018年、角川新書より『巡礼ビジネス』を上梓した、奈良県立大学准教授の岡本健さんが、当NPOの所在地である江別市にやってきます。ぜひみなさまお誘い合わせのうえ、お越しくださいませ!

紹介文引用元:コミュニティをつくる観光 ー「好き!」を流通させるコンテンツツーリズム/Facebook

岡本健(おかもと・たけし)

1983年、奈良県奈良市生まれ。2012年、北海道大学大学院(国際広報メディア・観光学院)博士後期課程修了。2012年、京都文教大学総合社会学部特任講師。2013年、奈良県立大学地域創造学部専任講師。2015年 奈良県立大学地域創造学部准教授。奈良県立大学准教授。『n次創作観光』『神社巡礼』『コンテンツツーリズム研究』『ゾンビ学』『アニメ聖地巡礼の観光社会学』『巡礼ビジネス』など著作多数。

開催日時

2019年2月23日(土)

時間:14:00~16:00

定員

30名

参加費

無料

開催場所

江別蔦屋書店・知の棟2階・文化教室

対象

どなたでも

予約

予約優先

主催

NPO法人北海道冒険芸術出版

イベント詳細ページ

 

江別開催記念・岡本健インタビュー!

江別蔦屋書店でのイベントを前に、

どのようなお話をされるのか?
岡本健さんはどういう方なのか?

といったことをインタビューさせて頂きました!

 

Q1. 今回のイベントでは、どんなお話をされますか?

誰かにとっての「大切な場所」を作るにはどうしたら良いのか、というお話をします。「好き!」という気持ちを持った人たちがある場所に集まり、そこでコミュニティを形成すると、どんな面白いことが起こるのかをお見せしたいと思います。

 

Q2. なぜ、江別でイベントをすることになったのですか?

私の単著デビュー作になる『n次創作観光』という書籍があるのですが、こちらを出してくださった北海道冒険芸術出版さんが江別にあるんです。それに、最新作の『巡礼ビジネス』では、江別の事例を取り上げさせていただいているので、江別でイベントを行うことで、皆さんに江別で起きたおもしろい出来事をお伝えしたいと思います。

 

Q3. 江別の事例というのは、具体的にどのようなものですか?

リリース時にすごく話題になった『Pokémon GO』なのですが、そのファンイベントを日本で初めて行ったのが、実は江別なんです。テレビなどで連日ポケモンGOについての問題が報道される中、トラブルを回避しながら、素晴らしいイベントを展開されました。主催者の方にインタビューした結果を掲載しています。

 

Q4. その江別の事例も取り上げられている『巡礼ビジネス』は、どんな本ですか?

映画やアニメ、マンガ、ゲームをまとめて呼ぶ言葉に「コンテンツ」という言葉があります。『巡礼ビジネス』では、この「コンテンツ」に触発されて観光を行う「聖地巡礼」という現象を分析して、ある人にとっての「大切な場所」=「聖地」をどうすれば作り上げることができるのかについて論じています。日本全国様々な場所の事例を実際に調査した結果を新書でコンパクトに読める書籍になっています。

 

Q5. 岡本さんは、どんな仕事をしているのですか?

私は普段、大学教員として大学生を教えています。専門は「観光社会学」で、観光のコミュニケーション的側面に注目して研究しています。また、「ゾンビ」も専門にしていまして、『ゾンビ学』という書籍も書きました。

 

Q6. 今回のイベントをやるきっかけになった江別の出版社、北海道冒険芸術出版から出した本は、どんな本ですか?

『n次創作観光』は、私が北海道大学大学院に提出した博士論文の内容を、分量を4分の1以下に縮めてわかりやすく説明した本です。観光が、これまでつながらなかった他者とのコミュニケーションをつなぐ機能を持つものとして説明しています。『巡礼ビジネス』は、その続編という位置づけができると思います。

 

Q7. なんで、観光の研究をすることになったのですか?

私は北海道大学の文学部の卒業で、専門は認知心理学でした。認知心理学というのは、脳科学に近いような分野で、人間が外の世界をどのように認識しているのかを調べる学問です。それはそれでとても面白かったのですが、研究を進めていく中で、「人と人との関係性」の方に興味が移っていきました。そんな時、北海道大学に観光を研究できる大学院が出来まして、そこの一期生として観光の研究を始めることにしました。北海道大学をガイドするアルバイトをしていたことも、観光研究への関心につながっていると思います。

 

Q8. アニメ聖地巡礼やゾンビなど、なぜディープなテーマを選ばれるんですか?

研究テーマについては、あえてディープなものを選んでいるつもりは無いのですが(笑)、結果的にそうなっていますね。アニメ聖地巡礼については、アニメ聖地を調べてみたら現地の人とアニメファンがかなり密な関係を築いているのが分かって、普通の観光地だと稀なことが起こっているのではないかと思ったのがきっかけです。

ゾンビは、学部時代に映画に関する授業があって、それで映画の見方を学んだのがきっかけです。香港アクション映画に関する授業があって、その最終レポートで、「香港アクション映画を観て、それについてレポートを書け」という課題が出ました。レンタルビデオショップに行ってアクション映画の棚で課題に使えそうな作品を探していた時に、ふと隣を見ると、ホラー映画の棚でした。

そこに、ゾンビ映画がたくさんあるんですね。実は当時、怖い映画とかグロい映画とか残酷なやつが苦手だったんですよ。ただ、ふと「なんでこんなにたくさんあるんだろうか?」「そんなに面白いものなのか?」と思って手を伸ばしたんです。そしたら、ものすごい低予算の、まぁくだらないアホみたいな映画だったんですが、逆になんだか面白くなって、どんどんゾンビ映画を観ていきました。たくさん観ていくと、作品の傾向なんかも見えてきたりして、とても面白いんですね。それで研究にしてみようと思いました。『ゾンビ学』を書いた目的の一つは、学生さんたちに「大学ではなんでも研究していいんだよ」というのを示すためです。お利口なテーマじゃなくてもいい、ゾンビでも大丈夫なんだから、自分の好きな研究を目いっぱいやってほしい、というメッセージを込めました。

 

Q9. ありがとうございます!最後に、メッセージをお願いできますか?

「好き!」という気持ちがエンジンになって、「大切な場所」が出来上がり、そこから面白いものが産まれてくる仕組みは、観光やビジネスに限らず、様々な場面で応用可能です。例えば学校のサークルでも良いですし、もしかしたら家庭にも応用できるかもしれません。江別が皆さんにとっての「楽しい場所」になるお手伝いが少しでもできればと思っています。会場でお会いできるのを楽しみにしています!

 

 

江別蔦屋書店の場所アクセス地図

住所:〒067-0005 北海道江別市牧場町14−1

関連記事

江別蔦屋書店・関連記事

 - イベント・お祭り , , , , , , , ,