野幌駅北口駅前ロータリー中央に、登り窯を模したモニュメントが建っています。
2015年10月、その登り窯の説明看板が設置されました。
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日本全国では陶磁器などの焼き物の産地でよく見られる構造の窯です。
江別市は野幌を中心にレンガ造りが盛んだったため、煉瓦のアピールにこの登り窯のオブジェを作ったようです。
(中略)
江別でのレンガ生産は明治24年に始まり、多くの建築物がレンガでつくられ、大正以降は全道一の陶土地帯である野幌周辺がレンガ製造の中心地となり、現在も全国有数のレンガ製産地です。
野幌で生産されたレンガは「野幌レンガ」の愛称で全国に流通しており、江別を紹介する上で欠かせない存在です。レンガをまちづくりに活かした市民と産学官が一体となった多くの取り組みが評価され、「江別のレンガ」は平成16年度に「北海道遺産」に、また、平成20年度には「江別市の煉瓦建造物」が「近代化産業遺産」に認定されています。平成27年10月 野幌駅周辺地区活性化協議会
最近では「江別の顔づくり事業」という名の道路整備や開発が行われていて、街中にレンガ色の歩道や建物が多く見られるようになってきました。
土地の特徴が分かりやすく景観に活かされるのはとても良いことですね。