江別市では2022年から有志グループが「ナスを江別の新たな名産品にしたい」と取り組み始め、年々栽培している農家が増えているそうです。「ナスの栽培はロマン」と語る江別市八幡の「はぎわらファーム」さんに、えべつまちけんキッズのメンバーがキッズ野菜ソムリエと一緒に取材に行きました。
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ナスの気持ちを知ってみよう!勉強会
江別の野菜といえば?多くの方が真っ先に思い浮かべるのが「ブロッコリー」だと思います。江別産のナスと言われてもピンとこないですよね。そもそもナスは暖かい地域の野菜なので、国内の主な産地は高知県、熊本県、福岡県など。スーパーで販売されているナスはほとんど道外産のものです。ところが近年の温暖化で農作物の生育に影響が出る中、暑さに強いナスに着目し、コメを育苗した後のビニールハウスを活用し、土を利用せず接木(つぎき)を利用した新し栽培方法で徐々にナスの生産量を伸ばしているのだそうです。
まちけんキッズ達が野菜ソムリエPro.中橋賢一さんのレクチャーを受け知ったナスの知識や、生産者の萩原利彦さんから聞いたお話をまとめてレポートしています。
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今回は・・・ナスが苦手というお子さまが多く、キッズ野菜ソムリエのお子さんの中には「野菜が嫌いだから、野菜のことを知れば野菜が好きになるかも?」とソムリエになったというお子さんもいて感心しました。
じつは大人でも「ナスが嫌い」という方が多いのでは? 市場に出回るナスのほとんどが道外産で、さらには本当においしいナスは産地で消費されてしまっているのだそうです。
ナスを生で食することはほとんどないと思いますが「採れたてのナスはみずみずしくてほんのり甘いから食べてみて」と、もぎたてのナスを試食させてもらいましたが、ナスが苦手というお子さんも「りんごみたいな味がするかも?」とナスのおいしさに目覚めていたのが印象的でした。
キッズ野菜ソムリエの取材レポートもぜひ読んでみてください!キッズ野菜ソムリエのパパさんが、はぎわらファームさんから頂いたナスを調理したレシピがとてもおいしそうです!!
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北海道はぎわらファームについて
「北海道はぎわらファーム」さんは、江別市の篠津で1954年から3代続いている農家です。石狩川が流れる肥沃な土壌と、風が強く一日の寒暖差がある気候がおいしいお米と野菜を育てます。土壌の分析をして微生物なども活用しながら、その土地にあった作物を作っています。
現在3代目の萩原利彦さんは、「良い水飲んでりゃ長生きできる」をモットーに子どもにおいしいと思ってもらえる安心・安全な農産物を作りたいという思いで日々の仕事に取り組んでいます。妻の知世さんは管理栄養士の資格を持っている四児のお母さんです。
取材の時も元気いっぱいの4人のお子さんも一緒に楽しくお話しを聞かせていただきました!ありがとうございました!!
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