子供向けの絵本『たべてあげる(文:ふくべあきひろ 絵:おおのこうへい 教育画劇)』がトラウマ級に怖いと話題になっています。
この絵本「たべてあげる」は、好き嫌いをテーマにしたお話。
表紙を見る限りではとても可愛らしい絵柄で、怖さは微塵も感じさせません。
ところがこのお話の結末がとにかく怖いということでTwitterなどで非常に話題になったようです。
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もくじ
絵本『食べてあげる』の怖い結末(あらすじ・ネタバレあり)
絵本「たべてあげる」のあらすじは以下のような感じ。
主人公の男の子「りょうたくん」はピーマンがとにかく苦手。
食事中に悩んでいると、「小さなりょうたくん」が現れて、代わりに食べてくれます。
嫌いなものを何でも食べてくれるとあって、なんでも食べてもらっていると、次から次へと食べ始めて…。
小さかったりょうたくんは、本物のりょうたくんよりもどんどん大きくなり、ついに偽物のりょうたくんが本物のりょうたくんを食べてしまう!というお話。
可愛らしい絵柄が、場面が変わる毎にどんどん怖くなっていくという、実によくできた展開です。
中の絵を実際に見てみたいという方は以下のリンクをご参照下さい。結構怖いです。
子供には怖い話が必要?さまざまな評価や感想が面白い
絵本「たべてあげる」に関する感想や評価は、Twitterなどでたくさんの方が書かれています。
なかでもまとまっていて面白かったのはYahoo!のコメント欄。
絵本「たべてあげる」がトラウマ級に怖いとTwitter騒然 作者「絵本が怖いというのはとても健全なこと」/ヤフーニュース
ヤフーニュースの各記事にはコメント投稿ができるのですが、その多くのコメントがひじょうに参考になります。
かつて昔話は怖いものが多かった
日本昔話にしろ、グリム童話にしろ、昔から語り継がれている昔話には怖いものが結構多くあります。
怖さと同時に教訓を覚えさせるという昔話は、とても理にかなっているわけですね。
怖い絵本に関しては賛否両論あるようですが、いろいろな考え方があって興味深いですね。
最近好き嫌いが激しくなってきた息子にも読ませてみようかしら…?
トラウマ絵本の元祖「ねないこだれだ」
以前このブログにて、トラウマ絵本の金字塔「ねないこだれだ」を紹介した記事を書いたことがありました。
【トラウマ】ねないこだれだ おばけシリーズ絵本を集めてみた(内容・あらすじ有り)
個人的にとてもお気に入りの、せなけいこ先生の「おばけシリーズ」。うちの息子は全然平気で楽しく読んでいます(笑)
意外と怖いと感じるお子さんと、全然平気なお子さんで分かれるみたいですね~。
絵本の世界は意外に奥が深くて面白い!