江別市大麻北町にある少年野球場やテニスコートのある施設「はやぶさ運動広場(はやぶさ公園)」が移転するとのこと。
場所は3番通り沿い、「ホクレンショップ大麻北町店」の西側です。
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もくじ
はやぶさ運動広場移転・野球場・テニスコート・文化財整理室など取り壊しへ
はやぶさ運動広場(はやぶさ公園)移転に関する詳しい情報は、江別市公式サイトにて資料が公開されています。
移転の必要性に関しては、以下のように説明されています。
少年野球場のバックネットや本部席などの施設の老朽化の進行、本部席裏の植樹帯の安全対策、水飲み場の衛生対策などの課題がある。
また、現在の少年野球場は、本来の学童野球場の規格(両翼70m以上、中堅85m以上 等)を満たしていない状況にある。
他にも、隣接地に大型商業施設や福祉関係施設、高層住宅などが相次いで整備されたことに加え、大規模な宅地開発も行われており、住宅地への飛球の飛込みや騒音、砂ぼこりなど様々な面で課題解決が必要な状況となっている。
引用元:はやぶさ運動広場移転に係る基本構想(案)/江別市公式サイト
施設の老朽化など色々と問題があるようですね。
野球場を含めた広い敷地となると、移転先の候補地はなかなか難しそうです。
はやぶさ運動広場の様子(2019年9月撮影)
移転が決定した「はやぶさ運動広場」とはどんなところなのか?
実際に行って撮影してきましたのでご紹介します。
文化財整理室
はやぶさ運動広場入口となる3番通りを入ってすぐのところに立つ「文化財整理室」。
円形の平屋鉄筋コンクリート造りというひじょうに珍しい建築物です。
かつて江別の小学校にあった円形校舎を思わせるデザインです。
壁面にはふんだんにレンガが使用されています。
コンクリートや手すりはかなりボロボロの状態。
築62年というと、1957年(昭和32年)竣工でしょうか。なかなかの年代物ですね。
文化財整理室の横に立つ謎の倉庫。
カーブを描いた三角形のコンクリート屋根という、こちらも非常に珍しい形をしています。
これら貴重な建物も取り壊されてしまうのは寂しいですね。
はやぶさ運動広場内
文化財整理室の横を通り、奥に進むと「はやぶさ運動広場」があります。
右手にテニスコート・ゲートボール場、正面奥に野球場となっています。
テニスコート
テニスコートは2面あります。
テニスコートの東側には多目的コート(芝生)とゲートボール場(2面)の敷地があります。
少年野球場
少年野球場内。
両翼65メートル・中堅70メートルで、学童用規格に15メートル足りないとのこと。
トイレ
テニスコート横に設置されている公衆トイレ。
こちらはわりと新しい建物のようです。
はやぶさ運動広場は大麻体育館が管理
はやぶさ運動広場の使用に関しては大麻体育館での受付が必要とのことです。
今後これらの施設が取り壊され、大型宅地となる予定。
はたして移転先はどこになるのか、新しい施設はどのような設計になるのか気になるところです。
はやぶさ運動広場詳細情報
はやぶさ運動広場の詳細や、使用状況(開放カレンダー)については以下のサイトをご参照ください。
はやぶさ運動広場の場所アクセス地図
住所:北海道江別市大麻北町520