
O.tone別冊ムック『古地図と歩く 札幌圏』が2020年10月25日に発売となりました。
この本はブラタモリ札幌編にも登場された「まちあるき研究家」の和田哲さん(ブラサトルさん)が執筆されたもので、昔の地図と現在の地図を照らし合わせながら歴史の痕跡を見つけていくという、まさにブラタモリ的な内容。
身近なあの場所が実は…。という意外な発見ばかりで最高に楽しい1冊です!
というわけで、私も早速購入してきました!
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もくじ [非表示]
『古地図と歩く 札幌圏』発売!ブラタモリ出演の和田哲氏が歴史の痕跡を訪ね歩く最強ムック[札幌/江別/千歳/月形/夕張etc.]

『古地図と歩く 札幌圏』の索引地図。札幌市内各地を訪ね歩いた和田哲さんの緻密なリポートを読むことができます。
アンパン道路というものもあるんですねぇ。

札幌市以外の地域(江別市・南幌町・夕張市・千歳市・月形町・小樽市)も掲載されています。
古地図が掲載されている地域の全もくじは以下の通りです。
古地図と歩く 目次
第1章 札幌中心部
- 中島公園 「鴨々中島」の150年
 - 豊平橋 北海道三大名橋
 - 道庁 開拓使本庁から北海道庁へ
 - 狸小路1丁目周辺 広がる小路
 - 札幌本府 碁盤の目あれこれ
 - 銭函街道 南1条通の改修
 - 札幌まつりの渡御 伝統と試行錯誤
 - 薄野遊郭① 遊郭の誕生と大門
 - 薄野遊郭② 遊郭の全盛期と終えん
 - 都通 「一等小路」再生
 - 鴨々川下流 川の痕跡
 - 幌平橋 個人が架けた橋
 - お声がかりの柏 山鼻のシンボル
 - 小川直吉と「首なし地蔵」 懐の深い篤志家
 - 偕楽園・清華亭 最初の公園
 - 市電中央車庫 馬鉄以来の司令塔
 - 西15丁目 市電の線形改良と丁目の境目
 - 踏切と跨線橋 南北交通の難所
 - 桑園 養蚕と競馬
 - コラム1、札幌市電M101号物語
 
第2章 札幌郊外1 旧琴似町、旧手稲町、旧篠路村、旧札幌村
- 茨戸 40年余りで激変した地図
 - 麻生町 亜麻工場と五差路
 - 烈々布 失われた地名
 - モエレ沼 境界線と三角点
 - 北光 学校地名
 - 大友堀 大友亀太郎の置き土産
 - 元村街道 東区の斜め通り
 - 幻の市電琴似延伸 着工しながらも未完成
 - 宮の森 地名の由来は宮様か神社か
 - 三角山 スキーの聖地
 - 手稲山 札幌冬季五輪手稲会場跡
 - 発寒 混在する「角度」
 - 新川河口 消えた集落と渡れない橋
 
第3章 札幌郊外2 旧豊平町、旧白石村、旧円山町
- 真駒内 幾度も生まれ変わった街
 - 花魁淵 彼女の行動を想像
 - 藻岩山北斜面① 進駐軍のスキー場
 - 藻岩山北斜面② 遊園地と二つの塔
 - オリンピック関連事業 生まれ変わった札幌
 - 澄川① 南の交通の拠点
 - 澄川② 木材の道
 - 石切山 石材を運んだ交通
 - 豊滝 七曲と呼ばれた難所
 - 簾舞 二つの旧道
 - 麻畑 謎の多い平岸の旧地名
 - 旧豊平町 史上最大の合併
 - 水車町 豊平川右岸の異空間
 - 月寒 陸軍の街
 - 旧月寒駅 国鉄千歳線の移転
 - アンパン道路 高低差はあれど確かに近道
 - 琴似街道 円山村のメインストリート
 - 東札幌 「山道」と駅の記憶
 - 川下街道 水の上に引かれた道
 - 旭町 新札幌がまだない時代の厚別
 - 里塚と大曲 わずかに残る曲がりの痕跡
 - コラム2 明治の先進的地図「北海道実測切図」
 
第4章 札幌市街
- 千歳の空港 住民総出の整地作業
 - 幌向と南幌 名前は二度変わった
 - 夕張中心部 歴史ある鉄路は消えて
 - 札幌と江別の境界 北の「世田谷」
 - 江別街道① 残っていた道
 - 江別街道② 名残は意外な場所に
 - 大麻団地 憧れの団地生活
 - 江別市中心部 鉄道の街だった江別
 - 月形 監獄から始まった街づくり
 - 小樽の海岸線 内陸に残る海岸の跡
 
江別市の古地図 身近なものでも知らないことがいっぱい!

我が街・江別市の古地図も4節に渡り紹介されています。
江別市の中心街などでも「そうだったんだ!」という発見がいくつもありました。
現在に残る痕跡が写真と地図で示されているので、とっても分かりやすいです。
この地図片手に散歩に出かけたくなりますね!
Amazonでは発売直後売り切れ完売!

発売日の翌日にAmazonをチェックしてみたところ、速攻で売り切れ完売!!!
早速プレミア価格が付いていました…。
道民だけでなく全国の古地図ファンが殺到したのでしょう。
江別で買えるのは江別蔦屋書店だけ!

ちなみに私は江別蔦屋書店(江別市牧場町)で購入しました。
雑誌コーナー売り場(暮らしの棟)で2020年10月26日現在、平積みされていましたよ。
売り切れてしまうかもしれませんので、ご購入はお早めに!
和田哲さんが江別を語るインスタライブ決定![江別蔦屋書店]
また、今回の『古地図と歩く』出版を記念したインスタライブが江別蔦屋書店で開催されます。
イベント詳細については以下の記事をご参照ください。
   						               		 







