北海道白老町で雪虫が大量発生したというニュースがありました。
大量発生は2015年10月16日にあり、翌日の17日には苫小牧でも雪虫が多く見られたとのこと。
画像では辺りが真っ白になって見通しが悪くなるほどの雪虫が舞っているのが分かります。
雪虫、白老で大量に飛び回る 下校時の生徒ら悲鳴[画像あり]/苫小牧民報
この時期は北海道内で雪虫が飛び回り、場所によってはたまに大量に発生することがあります。
それにしても、学生が登校できなくなるほどというのは珍しいですね。
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なぜ雪虫が大量発生したのか?
ニュースでは今回の雪虫大量発生の理由として以下の点を挙げています。
- 今年は低温の日が少なく、たくさんの雪虫が成長した
- 大量発生した16日は気温が高く、風もなかった
そのためたくさんの雪虫が移動したのではないかと言われています。
今年は虫にとって発育環境が良かったのかもしれませんね。
それにしても道を歩けないほどというのは困りますね。
雪虫は指先に乗るほどの小さい虫なので、払うのが難しく厄介です。
雪虫対策
雪虫が大量に発生したときの対処法として、サングラスやゴーグルをつける、マスクをする、コートや雨合羽などを羽織る、といった細かい対策しかとれないのが現状です。
自転車での外出をやめる、というのもありますが、学生だと対処のしようがないですね。
カッパを着るのが安上がりで良いようです。
雪虫は北海道以外でも見られる
雪虫というと、北海道の風物詩、雪の訪れを知らせる虫、という印象が大きいですが、じつは日本全国に雪虫はいます。
ただ熱に弱いため、すずしい山中などが生息地となるため、本州では目にすることが少ないということです。