日本全国の学校など各地にある二宮金次郎像(諱は二宮尊徳[たかのり]、正式には二宮”金治郎”らしい)。
勤勉の象徴であった二宮金次郎の像がなぜたくさん作られたのかという謎に迫る本「金次郎はどこへいった―道内の像と昭和をめぐる旅―」が、江別市内の市民文化団体「ユベオツ書房」より刊行されたとのこと。
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「金次郎はどこへいった―道内の像と昭和をめぐる旅―」藤倉徹夫著(ユベオツ書房)
「金次郎はどこへいった―道内の像と昭和をめぐる旅―」の著者である藤倉徹夫さんは北海道江別市在住。
過去に「えべつ百話(上下巻)」など江別の歴史に関する著書を出されている方です。
「金次郎はどこへいった」の気になる内容
今回出版された「金次郎はどこへいった」では、藤倉さんが15年をかけて全道各地の学校に立てられている金次郎像・約400体を調査、戦前から戦後にかけてなぜたくさん金次郎像が建てられたという理由を、昭和史の歩みとともに読み解いていく内容とのことです。
昨今話題のブラタモリ的な雰囲気があり、とても興味深いですね。
書籍は全240ページで、定価2,000円とのこと。
紀伊国屋書店の札幌本店とオーロラタウン店、厚別店、小樽店で販売するほか、江別市内では市役所と市立病院の売店で取り扱うそうです。
発行部数は300部とあまり多くはないので気になる方はお早めに!