北海道には道南の一部を除いてスギがほとんど無いため花粉症が無い!と言われています。
確かに札幌などの道央圏に住んでいればスギ花粉症になることはまず無いですが、その代わり「シラカバ花粉症」「ハンノキ花粉症」など様々あります。
本州ではほとんど生えてない無い「白樺」、北海道や札幌には多く生えているため道内特有の花粉症が発症してしまうんですね。
ここでは北海道内の花粉症の種類と飛散時期・飛散量、また予防や対策方法をまとめてみました。
※2019年3月19日更新
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もくじ
スギ花粉は無いけど、「白樺」「ハンノキ」など北海道の花粉は意外に多くある!
自然王国・北海道にはスギ花粉が無い代わりに別の花粉が多く飛散します。
その中でも一番有名で、道内の花粉症患者が多いのが「シラカバ花粉症」で、例年の飛散時期は4月中旬から6月中旬までとなっています。
しかしシラカバ花粉よりも前に飛散が始まるものとして、「ヒノキ花粉」「ハンノキ花粉」があります。
ヒノキ・ハンノキ花粉は3月頃から飛び回るため、この時期に花粉症の症状が出ている方は「ヒノキ・ハンノキ花粉症」が疑われるかもしれませんね。
北海道の花粉・飛散時期情報カレンダー(例年)
北海道内の花粉が飛散する時期(例年のもの)をまとめたカレンダーです。
- スギ花粉 3月中旬~5月末
- ヒノキ花粉 4月上旬~5月末
- ハンノキ花粉 3月中旬~6月中旬
- シラカバ花粉 4月中旬~6月中旬
- ヨモギ花粉 9月上旬~9月末
- ブタクサ花粉 8月上旬~9月末
- カモガヤ花粉 6月上旬~8月末
- オオアワガエリ花粉 6月上旬~8月末
こう見ると、北海道にはほとんど一年中花粉が舞っているように見えますね…。
2019年のシラカバ花粉の飛散開始時期
2019年のシラカバ花粉はいつごろ飛散するのか、飛散量は多いのか少ないのかについてご紹介します。
まず前年(2018年)の飛散開始日は以下のとおりです。
観測地点 | 2018年の飛散開始日 | 例年の飛散開始日 |
---|---|---|
函館 | 4月26日 | 5月2日 |
札幌 | 4月21日 | 4月27日 |
岩見沢 | 4月21日 | 5月2日 |
旭川 | 4月21日 | 5月4日 |
帯広 | 4月29日 | 5月4日 |
北見 | 5月1日 | 5月6日 |
稚内 | 5月3日 | - |
※データ引用元:シラカバ花粉の飛散開始時期について/北海道立衛生研究所
飛散開始時期は、飛散開始直前までの気温に大きく影響を受けるため、3月時点ではまだ正確な飛散開始日は分かりません。
ですが、昨年の例年の飛散開始日を見ることで、今年の飛散開始日をある程度は検討をつけることはできますね。
2018年は例年よりも1週間ほど早かったようです。
2019年のシラカバ花粉飛散量は?
今シーズンのシラカバ花粉飛散量は、前年夏季の気象状況により推測することができます。
前年データに照らし合わせると、2019年のシラカバ花粉飛散数は、「例年と比較して全道的に少ない」と予想されています。
花粉症に悩まれている方にとって、今年は若干過ごしやすくなるかもしれませんね。
花粉症の予防と対策方法
花粉症の予防と対策方法は、マスクをするといった基本的な対策の他にもたくさんの対処方法がありますのでご紹介します。
- 外出時は帽子・メガネ・マスクを着用する
- コートは化学繊維のツルツルした素材を選ぶ
- 帰宅後は玄関で体に付いた花粉を払ってから室内に入る
- 帰宅後は洗顔やうがいをする
- 窓は開けない
- 掃除をこまめにする
- 空気清浄機を活用する
花粉症の時期は目をいたわるよう心がける
花粉症の時期は目の炎症を起こすため、ひじょうに負担がかかっています。
とても目が疲れやすくなっているので、睡眠を十分に取る、こまめに目を休める、痒い時は濡れたタオルで目を冷やす、などの対策が良いそうです。
空気清浄機は必須
花粉の時期は何と言っても空気清浄機が欠かせません。
最近では花粉に対応した空気清浄機が多いのでとっても便利。
玄関に一つ空気清浄機を置くとかなり効果が高くなるそうですが…。
とりあえず私は部屋に一台24時間稼働させて対策をしています。