東武鉄道にて復元作業が進められていた蒸気機関車「C11形123号機」が2021年12月24日に復元が完了した姿で公開されました。
この蒸気機関車は1947年(昭和22)に滋賀県の江若鉄道が発注したSLで、1957年(昭和32年)には北海道の雄別炭礦鉄道に渡り、1950年(昭和45年)から釧路開発埠頭で貨物列車を牽引、1975年(昭和50年)廃車となり、北海道江別市の個人所有(山田コレクション「C11 1」)として長年静態保存されていたものです。
車両が日本鉄道保存協会に移った後の2018年11月、北海道江別市から東武鉄道に輸送されて動態保存・復元作業が進められていました。
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北海道江別市を旅立ったSL「C11形」が「東武鉄道C11 123」として遂に復元完了!
蒸気機関車C11形123号機の外観。#鉄道 #鉄道ニュース #蒸気機関車 #C11 #C11123 #SL大樹 #東武鉄道 pic.twitter.com/Y7FYu9Lx2m
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東武鉄道C11 123がお披露目されました。 pic.twitter.com/IPT0ytVtYy
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東武鉄道C11 123の火入式の模様です。 pic.twitter.com/GAaI64RLYz
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2021年12月24日、東武鉄道にて復元された蒸気機関車(SL)「C11形123号機」が公開され、火入れ式が執り行われました。
2018年11月に北海道江別市を旅立ってから3年、ついに復元されたかと思うと感慨深いものがあります。
なお、復元された「C11形123号機」は走行試験などを経た後、2022年春の運行開始をめざすとのことです。