北海道江別市にて静態保存されていた蒸気機関車「C11 1号機」が2018年11月8日、東武鉄道へ譲渡するため搬出作業が行われました。
鉄道ファンの間では「山田コレクション」の名で有名な車両群の一つ。
今後このSL(蒸気機関車)が東武鉄道にて復元作業が行われ、動態保存として実際に走ることになります。
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SL「C11 1号機」蒸気機関車 搬出作業
C11 1号機蒸気機関車は静態保存されていた倉庫の屋根を開け、クレーンで吊るされて外に出てきました。
まるで銀河鉄道999が宇宙に向けて走り出していくシーンを見ているかのようです!
クレーン車に降ろされる蒸気機関車。
輸送のため煙突など様々な部品が取り外されており、ナンバープレートも隠れた状態です。
運転席側もいろいろ取り外された状態。
長年屋根付きの倉庫に眠っていたためか状態はなかなか良いように見えます。
この車両が海を渡り東武鉄道で走ることになると思うと胸が熱くなりますね~。
私鉄初!東武鉄道が蒸気機関車復元へ!
東武鉄道、静態保存SLの復元に着手へ 「SL大樹」2機体制に https://t.co/QVZvHQBuZm pic.twitter.com/ZaW3hSiTBc
— 鉄道ニュース@鉄道新聞 (@tetsudo_shimbun) 2018年11月8日
SL C11 1号機が東武鉄道にて動態保存される情報は、2018年11月8日付の東武鉄道公式サイトで発表され、鉄道メディア各社も伝えています。
蒸気機関車の動態復元は私鉄としては初の試みだそうです。
現在東武鉄道では、東武鬼怒川線にて「C11 207(現行機)」が「SL大樹(たいじゅ)」として運行しています。
「C11 1(山田コレクション)」が復活した際は2機体制となり、日光・鬼怒川エリアのほか、他線区でも運転される見込みとのこと。
復元予定日は2020年冬。復活走行が楽しみですね!
東武鉄道へ譲渡する話の詳細は以下の記事をご参照下さい。
山田コレクションについては以下の記事にて。