北海道江別市で保存されていたSL(蒸気機関車)「C11 1」が2018年11月14日午前、譲渡先の東武鉄道に到着したというニュースがありました。
江別市の倉庫からの搬出作業は11月8日に行われましたが、その様子については以下の記事をご参照ください。
北海道から海を渡ったSL「C111」は今後、東武鉄道にて走行できる状態へと復元されるとのことです。
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江別のSL「C11 1」蒸気機関車が東武鉄道へ到着!
2018年11月14日に江別で保存されていたSL C11 1が埼玉に到着。東武鉄道が公開したとのことです。
今回、北海道江別市から運ばれていった蒸気機関車「C11 1」は、江若鉄道・雄別炭鉱鉄道・釧路開発埠頭などで活躍した車両。
1975年に廃車となった後は江別市の個人に買い取られ、なんと40年間も誰の目にも触れずに倉庫で眠り続けていた通称「山田コレクション」と呼ばれている車両群の一台でした。
2011年に車両群の所有が「日本鉄道保存協会」に移り、2018年に「C11 1」が東武鉄道に売却されたという運びになります。
C11形蒸気機関車 お披露目の動画
北海道江別市から東武鉄道へ運ばれてきた「C11形蒸気機関車」がお披露目!!
静態保存されていたSLが動態保存用として復元されます🚂✨#東武鉄道 #C11形蒸気機関車 #SL #復元 #静態保存 #動態保存 #お披露目 #鉄道 #鉄道チャンネル #柏原美紀 pic.twitter.com/OWYzpMXRAG— 鉄道チャンネル (@TetsudoChannel) 2018年11月14日
埼玉県久喜市にある東武鉄道 南栗橋車両管区にSLが到着したときの模様は、「鉄道チャンネル」のTwitterやYouTubeチャンネルにて公開されています。
東武鉄道では現在、JR北海道から貸し出されている「C11 207号機」を、日光を走る東武鬼怒川線で「SL大樹」として運行しています。
今回の「C111」が復元されれば2機体制での運行となり、年間を通してより安定した運行が可能になるとのこと。
復元予定日は2020年冬頃になる見通しだそうです。
奇しくも2機共々が北海道ゆかりの蒸気機関車。復活したときにはぜひ日光まで乗りに行きたいものですね~。