昨日2017年10月25日の当ブログ記事にて江別市文京台にある謎の機関車が撤去される模様をお伝えしました。
トレーラーに乗せられたSL「102号機」はどこへ行くのか気になっていたのですが、なんと江別市内の別の場所へと移動していました!
場所は江別市東野幌「きらら街道(空知南部広域農道)」の起点となる交差点。
この場所は一部の鉄道マニアにとっては有名な場所ですがあえてそれには触れません。
文京台(大麻地区)から移動してきた蒸気機関車が新しい場所に落ち着くまでの様子をレポートします。
※撮影日:2017年10月26日
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もくじ
江別市文京台の謎の蒸気機関車、新たな場所へと移動
トレーラーに乗ってきた蒸気機関車「102号機(雄別炭礦茂尻鉱業所専用鉄道で使用されていた40トンCタンク機関車)」。
この後、2台のクレーンで持ち上げられ、予め敷設されていた線路上に置かれました。
煙突を付ける作業
江別市文京台から運んでくる際、高さが問題になったのか、煙突は取り外されていました。
その煙突を取り付ける作業が行われていました。
煙室扉が開く
蒸気機関車の先頭部分にある「煙室扉」をハンドルで開き、煙突を取り付ける作業。
なかなか見られない貴重な光景です。
雄別鉄道102号機、わずかなお披露目
炭鉱鉄道として活躍した201号機、引越し作業を終え、ほんの僅かな間のお披露目です。
現存しているのが奇跡のような蒸気機関車、なんとも神々しい姿です。
よく見るとかなり傷んでいる箇所があるのが分ります。
ただこの蒸気機関車は1942年の戦中に造られたらしい事を考えると、むしろ良い状態で残っているとも言えるかもしれません。
SL102号機、再びブルーシートの中へ
移動作業を終えた蒸気機関車は、すぐにブルーシートをかける作業へ。
再びブルーシートの中へ隠れてしまい、またもや謎めいた蒸気機関車へ戻ってしまいました。
次に姿を見られるのはいつになるのか、またさらにあると噂される江別の隠れた車両のお披露目はいつになるのか。
その時までとにかく待つばかりです。