北海道江別市にて蒸気機関車などの車両を10台以上収集した伝説の人・山田建典氏。これらの車両群は「山田コレクション」と呼ばれ非公開のまま現在に至っています。
そんな山田建典氏の鉄道資料コレクション企画展が、小樽市総合博物館にて開催中。
この記事では企画展「鉄道資料展~山田建典氏コレクション~」の詳細と、山田コレクションとは何なのかについてご紹介します。
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もくじ
小樽市総合博物館「鉄道資料展〜山田建典氏コレクション〜」
鉄道史上、貴重な道内の炭鉱専用蒸気機関車の収集家だった山田建典氏の所蔵していた文書資料を公開。
公開資料の主な内容
「鉄道資料展・山田建典氏コレクション」では、国鉄関連・調査研究資料、国鉄統計・広報誌、時刻表・ダイヤグラム、教本、旅行案内、記念図書・建設概要、私鉄資料、北海道関連資料に分類され展示されているとのこと。
マニア垂涎の超貴重な資料のオンパレードです。これは実際に見に行きたいですね。
開催日時・期間
2021年(令和3年)7月22日(木・祝)〜11月3日(水・祝)
時間
9:30〜17:00
休館日
火曜日
会場
本館2階・企画展示室
料金
入館料のみ
※入館料は、本館(運河館)・一般400円(300円)、高校生と市内の70歳以上の方200円(150円)、中学生以下無料。
主催
小樽市総合博物館
協力
小樽市総合博物館友の会
公式サイト
小樽市総合博物館の場所アクセス地図
住所:〒047-0041 北海道小樽市手宮1丁目3−6
山田コレクションとは?
山田コレクション(通称)とは、北海道江別市在住だった故・山田建典氏が、特に1970年頃に炭鉱鉄道の蒸気機関車などを中心に収集した車両群のこと。
車両は全部で15両(種類)あるとされていますが、その内の1両である「C111」は東武鉄道に売却され、現在復活に向けて整備が進んでいます。
山田コレクションの全車両の詳細については以下の記事をご参照ください。
江別市文京台にて保存されていた山田コレクションの1両が一瞬姿を表して再びブルーシートに覆われた顛末については以下の記事を。
「C11 1」が東武鉄道に売却決定となってから、道外へ運び出されるまでの顛末は以下の記事をご参照ください。
ちなみにこの当時、「C111」の復元は2020年と発表されていましたが、想定より修繕箇所が多くあったため、2021年冬の完成に向けて作業を進めているとのことです。