北海道江別市文京台の住宅街にひっそりと建つ『文京台神社』。
場所は『札幌学院大学』の南、『文京台地区センター』の真裏になります。
大きな通りに面していないので、かなり分かりにくい神社です。
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文京台神社 境内の様子
文京台神社を正面から見た様子。
神社の敷地はかなり狭いですが、開放的な雰囲気です。
ちなみに、この神社の左手には『森の子児童センター』があります。
真っ赤に塗られた靖国鳥居。赤色の鳥居というと稲荷神社を思わせますが、狛犬のキツネ(白狐)はいません。
左側に並んでいるのが社務所で、お正月の初詣期間にはこの社務所が開き、おみくじや絵馬を買うことができます。
御朱印があるのかは不明。
社殿の様子
小ぢんまりとしていますが、立派な造りの社殿が建っています。
階段がやけにガッシリした造りになっていますね。
屋根の勾配が手前に延びるタイプ。雪国では珍しい形かもしれません。
屋根は近年張り替えられたのか、ピカピカです。
社殿の側面と後方。破風には懸魚が下がっています。
社殿の後方付近から神社正面方向を見た様子。
そういえば神社境内に白樺の木というのも珍しいですね。
正面奥に見える建物は『文京台地区センター』で、出入り口は反対側です。
賽銭箱
賽銭箱に「賽銭箱」と律儀に書かれているのも良いですね。
蟇股
賽銭箱手前から上を見ると『文』と彫られた蟇股がありました。
夕方の写真で写りがイマイチなので今度撮り直してきます。
文京台神社 社記概要・御祭神・由緒
文京台神社の入口付近に文京台の御祭神や由緒が書かれた味のある説明板が立っていました。
経年劣化で文字が消え、判読不能な部分もあります。
文京台神社 社記概要
祭神 開拓の三神
- 大国主神 偉大な国土の神霊の意。
- 大那牟遅神 多くの名を持つ神の意で、大国主神をさとすと解されている。
- 少彦名神 体の小さい男神の意。その昔、大国主神と協力して国作りに活躍された。
由緒
昭和二十一年札幌市苗穂の旧陸軍糧秣廠内に鎮座の神社(現瑞穂神社)の神霊を、当地の開拓者 加藤賢司氏(戦時中、糧秣廠主計将校)以下の崇敬者が奉斉し、当地の鎮護の神としておまつりしたのがはじまりである。
※主な読み:大国主神(おおくにぬしのかみ)・大那牟遅神(おおなむちのかみ)・少彦名神(すくなひこなのかみ)・糧秣廠(りょうまつしょう)
※糧秣廠とは、旧陸軍の糧秣(兵士の食糧や軍馬の餌)の調達・保管・補給施設のこと。
初詣期間
例年の初詣期間は大晦日~1月7日までとなっています。
※例年なので変更される場合があります。
秋祭り『秋季例大祭』
毎年秋の9月、第一土曜・日曜に開催される秋季例大祭。
例年では野幌太々神楽、カラオケ、露天・屋台出店があり、日曜日には神輿渡御・子供奉納相撲等が行われます。
お祭りでは特に焼き鳥が人気とのことです。
文京台神社の場所アクセス地図
住所:〒069-0833 北海道江別市文京台6−12