つい最近、日本の実業家・前澤友作さんが日本の民間人で初めて国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙旅行を実現して話題になりましたが、「誰でも頑張れば用意できる程度の経済的負担のみで、他には訓練や鍛錬をんら必要とすることなく、幼児から年配者まで、すべての人を“宇宙の入り口” まで連れて行くこと」をミッションに掲げる『岩谷技研』が、「気球による宇宙旅行」の実現に向け、江別市に気球製造工場を開設するとのことです。
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もくじ
気球で宇宙旅行へ!岩谷技研の気球製造工場が江別市に開設予定
【気球で宇宙へ 誰もが“宇宙の入り口”を体験できる旅客技術開発スタートアップ企業】
“NearSpaceからの宇宙旅行” を目指す旅客技術開発会社 岩谷技研(本社:北海道札幌市、代表取締役CEO:岩谷圭介)は、2021年11月30日、インキュベイトファンド株式会社からの割当増資により 63,466,656円の資金調達を実施。この調達により、シードラウンドからの累計調達額が約6億円となったと報告されています。
岩谷技研とは?
株式会社岩谷技研は、高高度ガス気球、並びに旅行用気密キャビンを設計/開発し、気球による “NearSpaceからの宇宙旅行” を目指す旅客技術開発会社です。 岩谷技研が目指す宇宙旅行とは、単に地球の大気圏外に広がる空間 (Space)に人を運ぶこと(Travel)ではなく、そこ(調和と秩序のとれた宇宙:Cosmos)へ行くことによって、 人々の意識や視野が広がる旅(Journey)を意図しています。
気球で誰でも宇宙旅行へ!
北海道大学工学部で宇宙工学を学んだ岩谷圭介社長が設立した「岩谷技研」は、気球による宇宙旅行のサービス化を目指す企業です。
宇宙は一般的に高度100キロ以上とされていますが、高度25キロの成層圏で宇宙的な景色を見ることができるとのことで、そこの到達を目指すことで誰でも宇宙旅行が体験できるようになるということです。
またロケットのような大掛かりなものではなく、「気球」を使うというのも費用が安く済む特徴のようです。
ふうせん宇宙撮影 スペースバルーンコンテスト
風船を使って実際に宇宙を撮影しようというプロジェクト「宮古スペースバルーンコンテスト2019」の模様が岩谷圭介公式You Tubeチャンネルに動画がアップされています。
成層圏からどのような宇宙の景色が見えるのかがよく分かります。
こちらは全天球360度VR動画。気球による宇宙旅行が実現したらこのような景色を実際に見ることができるのかも知れません。
『大泉洋の驚きジャパン 知らなかった!!世界が変わる大研究!スペシャル』にも出演
少し前の情報になりますが、2017年8月5日に放送された『大泉洋の驚きジャパン 知らなかった!!世界が変わる大研究!スペシャル』『「風船で宇宙旅行!?」(ロケ地:福島県郡山市、北海道赤平市、沖縄県宮古島市)』にて、岩谷圭介さんが出演されたこともありました。
この頃から着々と気球による宇宙旅行プロジェクトが進んでいたのですね。
気球製造工場は江別市大麻!
江別市にオープン予定となっている気球製造工場はまだどこに開設されるかは現時点(2021年12月22日時点)で発表はありませんが、つい最近、JR大麻駅前の旧「シンエイパート2」の建物に岩谷技研のロゴマークが付きました。
岩谷技研の気球製造工場はこちらの建物にできるのかもしれません。
このような夢のあるプロジェクトが江別市にできるのは嬉しくワクワクしますね!
岩谷圭介さんの著書
岩谷技研の代表取締役CEO岩谷圭介さんにはたくさんの著作がありますのでご紹介します。
宇宙をテーマにした絵本も出版されています。