2015年も年末、クリスマスも過ぎて街はお正月ムードに包まれています。
デパートの入口付近ではこの時期に飾る「しめ飾り」がずらりと並んでいました。
この注連飾り、実は北海道だけにしかない特徴がいくつかあります。
スポンサーリンク
もくじ
北海道の注連飾りの特徴
鶴、おかめ(おたふく)、タイ、小判など様々な幸福を盛り込んだような豪華さです。
これはまだ地味な方で、中には七福神が乗った船が付いていたり、なんてものもあります。
まず異彩を放つのは中央にある「おかめ(おたふく)」です。
本州では中央に橙(だいだい・ミカン)が付くのですが、それがありません。
みかん栽培農家が無い北海道ならではの特徴ですね。
関東の注連飾り
(Photo by Wikipedia:注連縄)
関東のしめ飾りは紅白と橙(だいだい・みかん)が付いています。
エビや扇子があったりなかったりで、北海道ほど派手ではありません。
私は東京育ちなのでこの注連縄に親近感が湧きます。
関西の注連飾り
(Photo by Wikipedia:注連縄)
とてもオーソドックスな注連縄です。
一見すると地味ですが、伝統を感じるシンプルな美しさがあります。
注連飾りは西に行くにつれて地味に、東へ行くにつれて派手になっていく傾向があるようです。
注連飾りを飾り始める期間
注連飾りを飾り始める日にちは、地域によって異なるばあいがあるようですが、おおむね飾る時期としては、クリスマス後の26日~28日の間の期間が一般的です。
また、29日と31日は縁起が悪いということで飾るのを避けます。
注連飾りを外す時期
注連飾りを外す日も地域によって異なっているようです。
一般的には1月7日に注連飾りを外します。
もしくは、15日の小正月後に外すというケースも有ります。
正月飾りは神社の「どんど焼き」で燃やす
お正月に使った注連飾りや門松などは、神社で行われる「どんど焼き」で燃やします。
どんど焼きの時期は1月中旬から下旬あたりに開催されます。
近くの神社の日程・時間を確認して正月飾りを持って行きましょう。
どんど焼きに行けなかった!時期が過ぎた場合の処分方法
忙しくてどんど焼きに行けなかったなど、時期を過ぎてしまうことはよくあります。
その場合の処分方法は、正月飾りを塩で清めた後、可燃ごみ不燃ごみに分けて処理します。