北海道江別市に本社を置く株式会社岩谷技研さんが主催する、宇宙を民主化する共創プロジェクト「OPEN UNIVERSE PROJECT」にて、世界初となる気球による宇宙遊覧フライトの商用第一号機のネーミング募集が行われた結果、名称は「かざぶね」に決定しました!
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【岩谷技研】宇宙遊覧フライト 世界初の商用第一号機名称は「かざぶね」に決定!
2025年1月16日(木)から3月9日(日)まで、宇宙遊覧フライトの商用第一号機のネーミングを募集するキャンペーン「OPEN UNIVERSE チャレンジ」が実施されました。
約2か月間の実施期間に合計で4,983案の応募があったとのこと。事務局での厳正なる選考の結果、この度「かざぶね」が採用されました。
宇宙遊覧フライトの商用第一号機「かざぶね」は、2025年6月以降の打ち上げを予定しており、実現すれば気球での成層圏への商用フライトとしては世界初となります。(岩谷技研調べ)
「OPEN UNIVERSE チャレンジ」キャンペーン実施概要
- 募集期間:2025年1月16日(木)10:00 ~ 2025年3月9日(日)23:59終了(郵送の場合同日必着)
- 募集内容:ネーミング案(20文字以内)およびネーミング理由(400文字以内)
- 応募方法:キャンペーン特設サイト内専用フォームまたは、はがき等ご郵送での応募
- 応募資格:日本国内在住の方
- 応募総数:有効案数 4,983案(うち、特設サイトからの応募:4,589案、ご郵送での応募:394案)
- 選考方法:応募案の中から、OPEN UNIVERSE PROJECT事務局で選考
- 特設サイト:https://open-universe-project.jp/challenge/

はがき等ご郵送での応募案

OPEN UNIVERSE PROJECT事務局での選考の様子
「OPEN UNIVERSE賞(大賞)」の選考結果
応募案の中から事務局で選考を行った結果、以下のネーミングを「OPEN UNIVERSE賞受賞案」として、宇宙遊覧フライトの第一号機の公式ネーミングに採用されました。
今後、実際に打ち上げられる第一号機の機体(キャビン)へ印字される他、 公式ネーミングとして以後の各種広報・イベントなどでの情報発信に使用されます。また、受賞者の方には、OPEN UNIVERSE賞受賞記念品を贈呈。

OPEN UNIVERSE賞記念品(イメージ)
受賞案:かざぶね
受賞者:投稿ネーム「りょう」さん
ネーミング理由(投稿ネーム「りょう」さんより):
気球は英語でballoonですが、「風船」の語源について調べたところ、気球の無人・有人飛行に初めて成功した1783年頃に、オランダ語の気球を蘭学者が「風船」と訳したことが由来だと分かりました。 本来の「風船」とは、我々が普段見る小さい風船のことではなく、人が乗れるほど大きな空を飛ぶ乗り物だということを、子どもたちや知らなかった人に教えたいという気持ちを込めてつけました。
選考コメント(OPEN UNIVERSE PROJECT事務局より):
気球での宇宙遊覧の挑戦は、どこにでもある「風船」を使った手作りの実験から始まりました。「宇宙を見たい。」という純粋な好奇心が、たくさんの試行錯誤の先に「風船」から「宇宙を遊覧する船」へと辿り着いたように、宇宙遊覧フライトの第一号機が、どんな小さな挑戦も「まずは、やってみよう」と後押しする存在になってほしいと願い、この名前を選ばせていただきました。
今回、受賞案のほかにも、沢山の素敵なネーミング案がありました。
【主な応募案のご紹介】
- 「くてん(KuTEN、QuTEN)」
- 「ミソラ(MISORA、misora、未宙)」
- 「れいめい(REIMEI、黎明)」
- 「ふわり(FUWARI、Fuwari、fuwari)」
- 「たゆた(TAYUTA)」 など
なお、本選考に関するお問い合わせには、ご回答いたしかねますのでご了承ください。また、採用したネーミングの権利は、岩谷技研に帰属いたします。
宇宙遊覧応援団について
「OPEN UNIVERSE チャレンジ」の期間中、キャンペーンの情報発信にご協力いただいた企業・団体様を「宇宙遊覧応援団」として特設サイトでご紹介する取り組みを実施しました。約2か月間の実施期間に、全部で36の企業・団体様にご協力をいただきました。改めまして、御礼を申し上げます。
【宇宙遊覧応援団としてご協力いただいた企業・団体様一覧(順不同・敬称略)】
※えべナビ!も協力させて頂きました。
宇宙遊覧フライトについて
株式会社岩谷技研が自社開発した高高度ガス気球によって、成層圏の高度18,000~25,000mを飛行し、眼下の青い地球と上空の宇宙空間を船内から遊覧することが可能な岩谷技研が提供するサービス。特別な訓練や、宇宙服といった装備が必要なく、誰もが気軽に宇宙を遊覧することができます。
2025年6月以降に、世界初となる気球による商用での「宇宙遊覧フライト」の実現を目指しています。