「誰かと話がしたい」「外出したいけれど不安や心配がある」という方に、気軽に立ち寄れる安心の場所を提供する市民活動をする「オレンジカフェ大きな木」にお邪魔してみました。
※本記事は主催者様のご協力のもと、情報を掲載しています。
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オレンジカフェ大きな木の活動内容
大きな木の下でほっと一息つけるような、穏やかな時間を一緒に過ごしませんか?
どなたでも気軽にご参加いただけます。お茶やお菓子を楽しみながら、モルックや塗り絵、会話を通じてゆったりとしたひとときをお楽しみください。
市民交流施設「ぷらっと」で毎月1回、飲み物やおやつを用意して、オセロやトランプ、花札や塗り絵、モルックなどを用意して誰でもが気軽に参加し楽しめる場を提供する活動をするのは、介護福祉士の大木由美子さん。
介護施設で働いている大木さんは「もっとゆっくり話を聞いてあげたいけど、忙しくて話す時間がない」と感じることがあり、遊んだり、おしゃべりを楽しんだりする場をいつか作りたいと考えていました。
コロナで人が集うことに制限がかかり、世の中に寂しい雰囲気が漂い、ますますその思いを強くする大木さんに娘さんが「失敗してもいいから、やってみたら」と背中を押してくれたことがきっかけとなり、思い切って開催してから、毎月続けています。
最初は、協力してくれる友人たちと3人の集まりから始まりました。口コミや、一度来てくれた方が「また来たい」と足を運んできてくれるようになり、今では多い時には10人以上の方が足を運び、笑い声があふれる豊かな時間をみなさんで過ごしています。
最近では、小学生のお孫さんも参加し手伝ってくれるのが嬉しく、お孫さんもみなさんと一緒に遊んで楽しいのだそうです。この日も一緒にゲームをしていたお孫さんが、負けた罰ゲームで校歌を披露してくれたのが大盛り上がりでした。
体を動かしたり、大きな声で笑ったりすることが気分転換になったり、近所のお店の情報交換などを話したり、楽しい時間はあっという間でした。
大木さんは、一人になっている人がいないか目配りをして、その方ができることややりたいことをおすすめしてくれます。「むずかしいことをしない」のがみんなが楽しめるポイントだそうです。
認知症介護経験の豊富な介護士の経験を活かし、介護や日常の困り事などの相談にも乗って差し上げたいのだとお話ししてくれました。
モルック、オセロ、絵手紙、トランプ、花札、塗り絵、お手玉など
飲み物を飲みながら、のんびり過ごし、どなたでもおしゃべりを楽しめる場です。外出が不安な方には移動のサポートも行っていますので、安心してご参加くださいとのことです。
活動の様子はInstagram(@yumicorn0648 )にも掲載しています。
「オレンジカフェ大きな木」開催情報
日時
毎月第3月曜日 14:00~16:00
場所
市民交流施設「ぷらっと」(野幌駅南口から徒歩2分)
参加費
100円(お茶とお菓子付き)
お問い合わせ
連絡先:大木由美子(介護福祉士)
Eメール:yumicorn0648@docomo.ne.jp