2025年7月21日付の天気予報によると、23日(水)に北海道で観測史上初となる40度到達の可能性があるという衝撃的な天気予報が発表されました。これまでの北海道における最高気温記録は、2019年5月26日に佐呂間町で観測された39.5度。今回はそれを上回る、前例のない猛暑が予想されています。
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【北海道】2025年7月23日 道東を中心に40度の可能性
今回、40度の予想が出ているのは、北見市や美幌町、女満別町、津別町など、道東の内陸地域。これらの地域は過去にも高温を記録しており、山を越えた熱風(フェーン現象)が加わることで、気温が急激に上昇する傾向があります。
23日にはこのフェーン現象に加え、大陸から非常に強い暖気が北海道上空へ流れ込む予想となっており、晴天と組み合わさると、平地での気温が40度前後まで上がっても不思議ではない異常な気象条件です。
過去の北海道最高気温と比較:2019年5月の猛暑
北海道でこれまでに最も高い気温が記録されたのは、2019年5月26日。5月にもかかわらず、佐呂間町で39.5度を観測し、全国的にも大きな話題となりました。今回の気象条件は、その時と非常によく似ており、さらに気温が高くなる可能性が指摘されています。
当時は春の高気圧により空気が乾燥し、気温が上昇しやすい環境が整っていましたが、今回は真夏の太平洋高気圧が日本列島を覆う中での記録的な暖気流入となっており、より深刻な暑さが懸念されています。
熱中症への厳重な警戒を
23日は北海道全域で気温が高くなる見通しで、道央や道南でも35度前後まで上昇する可能性があり、江別市でも最高気温34℃が予想されています。
気象庁は道内各地に熱中症警戒アラートを発令しており、外出や屋外作業を控えるよう呼びかけています。
特に高齢者、子ども、持病のある方は熱中症リスクが高く、こまめな水分補給、冷房の使用、外出の回避などを徹底することが求められます。
北海道の気象記録に新たな1ページとなるか
仮に40度を超えれば、北海道の気象観測史における初の大台突破となり、全国的にも注目を集める出来事となります。今後の天気や気温の推移に注目するとともに、命を守る行動を最優先にする必要があります。
23日(水)は、北海道にとって大きな節目となるかもしれません。気象情報を随時確認し、十分な備えを行ってください。
参考:北海道で史上初の40度か、関東は雷、沖縄は熱帯低気圧など、警戒ポイントがたくさん