2025年7月23日(水)、北海道内は広い範囲で危険な猛暑に見舞われました。とくにオホーツク海側や十勝地方では体温を超えるような気温が観測され、美幌町では38.2℃を記録。これは美幌町観測史上最も高い気温です。
江別市でも午後には34.6℃を観測し、札幌市でも34.7℃まで上昇するなど、道央地域も猛烈な暑さに包まれました。
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【北海道】各地で異例の高温、美幌町では38.2℃!
23日の北海道は、上空に暖かく乾いた空気が流れ込み、全道的に気温が急上昇。午後2時半時点の各地の最高気温は以下の通りです。
- 美幌町:38.2℃
- 佐呂間町:37.9℃
- 津別町:37.6℃
- 北見市:37.0℃
- 帯広市・紋別市:36.4℃
- 江別市:34.6℃
- 札幌市:34.7℃
このような気温は、道内としては極めて異例であり、気象庁は石狩・空知・後志地方を含む広い範囲に「熱中症警戒アラート」を発表。屋内外を問わず、こまめな水分・塩分補給や冷房使用などの徹底した暑さ対策が呼びかけられています。
臨時休校・早下校も相次ぐ
この危険な暑さを受け、道内では児童生徒の安全を考慮した臨時休校や下校時間の繰り上げが相次ぎました。23日時点で47校が臨時休校、札幌市や旭川市、帯広市などの237校が下校時間を早める措置を取りました。
明日24日も危険な暑さに警戒を
24日(木)も道内は高気圧に覆われ、上空には非常に暖かな空気が居座る見込みです。とくに道東の内陸部ではフェーン現象の影響で、局地的に40℃に迫るような危険な暑さとなる恐れがあります。
引き続き、熱中症対策を徹底し、無理のない行動を心がけてください。冷房のある涼しい場所で過ごし、屋外での活動はできる限り避けるようにしましょう。