北海道江別市東野幌935-5にある貴重な花の群生地「ノハナショウブの里」に行ってきました。
写真はノハナショウブの里入口。看板が立っていなければ通りすぎてますね。
周り一帯は広大な農地で目印が全く無い場所なので、事前に地図を確認しないと迷いそう。
見頃の時期だったので、東野幌の所々の交差点に看板が立っているので助かりました。
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野花菖蒲の群生地「ノハナショウブの里」
群生地は道路から砂利道を少し入ったところにあります。
入口からだとまだノハナショウブは見えません。
ノハナショウブの里・駐車場。車5台ほどとあまり広くはありません。
平日でしたが、次々に見物客が来ていました。
ノハナショウブ群生地
群生地に広がる無数のノハナショウブ。
防雪林の緑をバックに紫色の花が一面に広がる絶景です。
群生地の両サイド二箇所に手作り感あふれる小さな展望台が置かれていました。
木陰にはベンチも置いてありましたよ。
展望台はちょっとした高さですが、目線が変わって広がり感のある風景を楽しめて面白い。
展望台から見たノハナショウブ群生地。
周辺の農地も一望できて、まさに北海道!といったダイナミックは景観が味わえます。これはイイ!
上から見下ろした群生地の眺め。
バックの山並み、農家、防雪林と野花菖蒲。絵葉書のような風景です。
群生地の一区画はぐるりと回れる周回路が作られていて、かなりそばまで行って花を鑑賞できます。
区画の場所によって開花の時期が微妙に異なっているようで、それがまた面白い。
全国で希少種・絶滅危惧種になりつつあるノハナショウブ
ノハナショウブはかつては日本中に自生していた花だったそうですが、近年は湿地帯の乾燥化でどんどん自生地が減っているそうです。
「県別のレッドリストデータ」では日本各地で絶滅危惧種に指定されているようです。
北海道の石狩地方では江別市のここでしか群生していないとのことで、とても貴重な場所。
現在は江別の観光名所の一つですが、「北海道を代表する観光名所の一つ」としてもっともっと有名になって欲しいですね。
ちなみにノハナショウブの見頃は6月下旬から7月上旬。
今回の撮影日は2016年7月4日で、満開2日目ということでした。
「ノハナショウブの里」場所アクセス地図
住所:北海道江別市東野幌935-5
公式サイト
ノハナショウブの里/Facebook