札幌市厚別区のJR新札幌駅周辺にある市営住宅跡地の再開発事業で、札幌市は2016年10月より開発の公募が行われていました。
その新札幌地区再開発事業の用地売却に、「イオングループ」が名乗りを上げたというニュースが有りました。
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新札幌地区再開発事業とは?
新札幌駅周辺地区は、昭和46年に制定された「札幌市長期総合計画」を元に、昭和47年「厚別副都心開発基本計画」が策定され、JR・地下鉄・バスターミナルなどの交通網、公共施設・商業・業務施設の集積が進められてきた歴史があります。
その後、平成25・26年度にかけて「新さっぽろ駅周辺地区」のまちづくり計画を策定することにつながっていきました。
そして新札幌駅周辺の市営住宅建て替え・集約化により広大な開発可能地(G街区・I街区)が出来ました。
このG街区・I街区は、民間事業者から開発案を公募・開発するという流れになっています。
G街区・I街区の場所は以下の地図のとおり。
新札幌再開発事業にイオンが名乗りを上げる
2017年2月25日付の日本経済新聞によると、新札幌地区での公募にイオングループが名乗りを上げたという報道がありました。
札幌市が新札幌地区で公募している再開発事業の用地売却に、イオングループが名乗りを上げていることが、24日わかった。食品と生活用品中心の新型の総合スーパー(GMS)を中核に地域を再開発する計画だ。同市によると、2つの事業者グループが応募しており、審査を経て3月下旬に事業者が決定する。
新札幌の再開発事業、イオンが名乗り/2017/2/25 7:01日本経済新聞 電子版
新札幌にあった旧ダイエーが「イオン新さっぽろ店」として営業していますが、それとは別にイオンの新店舗が出来ることになるのでしょうか。
新札幌にイケア(IKEA)出店はの可能性は?
巷の噂では新札幌再開発事業にイケア(IKEA)が出店するのではとも言われています。
未だにイケアがない北海道ですが、イケアの社長は2020年までには北海道内に新店舗を出店したいと話していたこともあります。
かつて江別市大麻地区にイケアができるのでは?という噂がありましたが、後にその建設予定地にジョイフルエーケーが出店するという話でまとまってしまいました。
もっとも江別市大麻にイケアが出店しないと決まったわけではないですが…。
今回の新札幌再開発事業にイケアが名乗りを上げたかどうかも注目ですね。