「野幌中央緑地(江別市野幌町)」が4月より順次開放という情報があったので行ってみました。
場所は商業施設エブリ(EBRI)とイオン江別店に挟まれた場所、もとは鉄道林が生えていた区域を整備して公園になりました。
この新しくできた野幌中央緑地を端から端まで歩いてきましたのでリポートします。
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もくじ
「野幌中央緑地」江別エブリ裏に巨大新公園がオープンしたので行ってみた[江別市野幌町]
「野幌中央緑地」の場所を示した地図です。
場所は野幌駅から東、鉄西線とJR函館本線・高架橋に隣接しています。
この緑地と同時に野幌駅から東西に延びる遊歩道「東西グリーンモール」もオープン(全通)となりました。
野幌中央緑地・案内図
イオン江別店裏、7丁目通り交差点に立っていた野幌中央緑地の案内看板。※クリックで拡大表示可
休憩所となる東屋が3つ、トイレが一つ設置されています。
「野幌中央緑地」と大きく書かれた看板と案内標識が立っています。
7丁目通り交差点からエブリ(EBRI)方向を見たところ。
この歩道はもともとあったものですが、拡幅再整備され、以前よりも広々と通りやすくなっていました。
憩いのゾーン・植生再生ゾーン
鉄西線沿いの歩道には複数のベンチと東屋が設置されています。
中央バス・野幌7丁目バス停は、バス待合所も兼ねているようです。
こちらはバス停から見た「植生再生ゾーン」のエリア。
「江別在来の樹木を植えて自然林を再生」するとのこと。
鉄西線・憩いのゾーンにあるトイレ、駐輪場、ベンチ。
集いの広場ゾーン
「集いの広場ゾーン」と名付けられた広大な芝生エリア。これは気持ちよさそう。
4月現在、芝を育てている途中とのことで立入禁止となっています。
2020年6月頃開放予定だそうです。
7丁目通り・自然林保全ゾーン
再び7丁目通りに戻ってきて、高架付近まで進んでみました。
7丁目通りの歩道にも東屋があります。
JR高架の先は商業施設エブリ(EBRI)へ続いています。
こちらは「自然林保全ゾーン」。鉄道林の中を入っていけるというのはかなり珍しいですね。
「自然林保全ゾーン」に残る植物の説明板。※クリックで拡大表示可
ここで見られる主な植物は以下の通り。
- ハルニレ ニレ科ニレ属
学名:Ulmus davidiana var. japonica
開花時期:4月
生態:滴湿か、やや湿った肥沃な土地を好む。 - ヤチダモ モクセイ科トネリコ属
学名:Fraxinus mandshurica var. japonica
開花時期:5月
生態:川辺や谷間などの湿潤地を好んで生育する - バイケイソウ ユリ科シュロソウ属
幕命:Veratrum album subsp. oxysepalum
開花時期:6月~8月 - マイヅルソウ ユリ科マイヅルソウ属
学名:Maianthemum dilatatum
開花時期:6月~7月 - クサノオウ ケシ科クサノオウ属
学名:Chelidonium majus
開花時期:5月~7月 - オオハナウド セリ科ハナウド属
学名:Heracleum lanatum
開花時期:6月~8月 - ウマノアシガタ キンポウゲ科キンポウゲ属
学名:Ranunculus japonicus
開花時期:6月~7月 - オオバナエンレイソウ シュロソウ科エンレイソウ属
学名:Trillium camschatcense
開花時期:5月~6月 - ニリンソウ キンポウゲ科イチリンソウ属
学名:Anemone flaccida
開花時期:5月~6月 - エゾエンゴサク ケシ科キケマン属
学名:Corydalis ambigua
開花時期:5月~6月
「自然林保全ゾーン」の最奥に架かる橋。春・夏・秋に通るのが楽しみになりそうな道ですね。
東西グリーンモール
JR函館本線・高架沿いに作られた遊歩道「東西グリーンモール」。
野幌駅西側(白樺通まで)に延びる東西グリーンモールは数年前に完成していますが、この7丁目通り~旭通りまでの区間が開通したことで全通ですね。
東西グリーンモールから見た植生再生ゾーン。若い木々が並んでいます。
東西グリーンモールにも複数のベンチが設置されています。こちらは「大人用・背伸ばしベンチ」です。
東西グリーンモールと旭通りの交点。写真奥の野幌駅まで歩道が続いてます。
しかし旭通りとグリーンモール交点には横断歩道が無いため、駅側へ渡るには少し迂回する必要があります。
旭通りから見た東西グリーンモール。散歩が楽しくなりそうな遊歩道です。
ぜひ公園と合わせて出かけてみてください。