江別市内にあるJR北海道の鉄道駅は、札幌方面から順に「大麻駅」「野幌駅」「高砂駅」「江別駅」「豊幌駅」の5つがあります。
豊幌駅は無人駅のためデータが出ていませんが、それ以外は毎年各駅の年間利用者データが公表されています。
この記事では2020年に公表された江別市内の鉄道駅利用客数データを紹介します。
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江別市内のJR鉄道駅利用客数 2020年版(2020年3月公表データ)
江別市内における年間のJR鉄道駅別乗車人員は以下の通り。
※データは各年度末現在 単位=千人
年度 | 総数 | 江別駅 | 高砂駅 | 野幌駅 | 大麻駅 |
---|---|---|---|---|---|
平成26年度(2014) | 7,598 | 1,448 | 1,034 | 2,419 | 2,698 |
平成27年度(2015) | 7,501 | 1,401 | 1,053 | 2,414 | 2,633 |
平成28年度(2016) | 7,466 | 1,372 | 1,035 | 2,419 | 2,641 |
平成29年度(2017) | 7,388 | 1,351 | 1,033 | 2,407 | 2,597 |
平成30年度(2018) | 7,315 | 1,335 | 1,016 | 2,372 | 2,592 |
注1)豊幌駅は無人駅のため、正確なデータがなく総数に含めていない。
注2)年度ごとに端数整理のため、内訳と総数が一致しない場合がある。
データ引用元:2020年度 江別市統計書 第8章 運輸・通信
江別市内鉄道駅利用客数ランキング
上記データによる駅利用者数をランキングにすると以下のようになります。
※カッコ内は最新2018年の乗降客数(単位=千人)
- 大麻駅(2,592)
- 野幌駅(2,372)
- 江別駅(1,335)
- 高砂駅(1,016)
- 豊幌駅(-)
各駅ともにここ5年間の利用客数はほぼ横ばいで、順位の変動もありませんが、各駅ともに徐々に利用者が減っていいるのは事実です。
今から6年前の2014年度の総数は7,598、2018年度は7,315となり、28万3千人減。
江別市は近年の人口が社会増となっていますが、鉄道利用客数には結びついていないようです。
江別駅の利用者数が大幅減
ちなみに、データに示された平成26年度(2014年度)→平成30年度(2018年度)で、各駅どれくらい減ったかを出してみました。
- 江別駅:11.3万人減
- 大麻駅:10.6万人減
- 野幌駅:4.7万人減
- 高砂駅:1.8万人減
大学生の生徒減少により学生利用が大幅に減りつつあると言われている大麻駅よりも、江別駅のほうが利用者数の減りが大きいのはちょっと意外でした。