JR北海道・札沼線(学園都市線)の新駅『ロイズタウン駅』開業日の約一ヶ月前に現地の場所を見に行ってきました。
ロイズタウン駅の開業日は2022年(令和4年)3月12日(土)で、JR北海道では20年ぶりの新駅となります。
※撮影日は2022年2月13日
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もくじ
学園都市線 新駅『ロイズタウン駅』開業前の場所に行ってみた[北海道石狩郡当別町当別太]
こちらがJR北海道・札沼線[学園都市線]の新駅『ロイズタウン駅』正面全景。
単式1面1線のシンプルな駅で、中央付近に平屋の駅舎が見えます。
ロイズタウン駅 駅舎
ロイズタウン駅の駅舎全体。前面がガラス張りで、天井がやや高めに作られているように見えます。
ロイズタウン駅は、有名チョコレートメーカー「株式会社ロイズコンフェクト」による請願駅なので、壁面はロイズカラーのブルーとなっています。
撮影当時(2022年2月13日)はまだ駅舎に駅名が付いていない状態でした。駅名は正面左側に付く予定。
駅前道路とロータリー(工事中)と完成予想図
駅の西側に道路があり、その道路と駅舎の間に大きな駅前ロータリーが作られる予定です(工事中)。
写真右手が駅舎、左奥に見える白い建物がロイズふと美工場直売店。
こちらが駅前ロータリーの完成予想図となっています。
事業概要によると、『片側1車線1方通行車道、歩行者自転車道、駐車場(50台)、駐輪場(20台)』が出来るとのこと。
完成予想図ではロータリー周辺が多目的広場のようになっていて、今後はこのあたりでイベントや出店などもあるのかもしれません。
ロイズタウン駅ホーム
駅西側にある「15線道路踏切」から見たロイズタウン駅のホームと線路。
ロイズタウン駅ホーム全景。鉄骨造のゴツい上屋がホーム全体に作られており、かなりの大雪にも問題なく耐えそうです。
ホームの長さは135メートルで、6両編成の列車が停車できるように設計されています。
ホーム幅は少し狭めに見えますね。
ロイズタウン駅ホームと、向かい側の風景。農地が広がる絶景となり、ちょっとした秘境駅気分が味わえます。
ロイズ目当てでなくても楽しめそうな駅です。
ロイズふと美工場直売店
ロイズタウン駅から北へ5分ほど歩いた場所にある『ロイズふと美工場 直売店』。
ロイズのチョコレートやソフトクリームなど、たくさんの種類のスイーツを購入することができます。
ロイズタウン駅周辺のエリア宅地開発
ロイズタウン駅がある当別町では、新駅開業に伴う観光促進や定住に向けた宅地開発の可能性も示しています。
駅周辺開発では、ロイズタウン駅が中心ではなく、約1.4キロ離れた隣駅の『石狩太美駅(3月のダイヤ改正で「太美駅」へ改称予定)』を中心とした開発にロイズタウン駅を含めると行った感じのようです。
今後農地が宅地に転用されたりすれば、将来ロイズタウン駅周辺の景色もガラリと変わるのかもしれません。
「ロイズタウン駅」JR北海道では「流山温泉駅」以来20年ぶりの新駅
ちなみに、JR北海道の新駅としては2002年(平成14年)4月27日に開業した『流山温泉駅』以来20年ぶりの新駅開業になるとのことです。
しかし流山温泉駅は駅名となっている温泉が2015年に廃止となり、利用客が皆無となってしまったことから、くしくもロイズタウン駅開業日と同日に廃止(廃駅)となることが既に決定しています。
ロイズタウン駅の場所アクセス地図
住所:〒061-3775 北海道石狩郡当別町ビトヱ1052−4