江別市高砂町の国道12号沿×5丁目通り交差点角地にて営業しているパン屋さん『ボストンベイク江別店』。
ボストンベイクになる前は古本屋の「ブックオフ」でしたが、その前は玩具店の「おもちゃのポプラ館」でした。
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もくじ
「おもちゃのポプラ館」→「ブックオフ」→「ボストンベイク江別店」[江別市高砂町]
2024年現在の「ボストンベイク江別店」の建物外観。お城のような形の大きな看板は、「おもちゃのポプラ館」だったときの名残でしょうか。
※追記:お寄せ頂いた情報によると、「おもちゃのポプラ館」の前は「かさばスポーツ」というスポーツ用品店だったとのことです。
おもちゃのポプラ館とは?
おもちゃのポプラ館は、かつて日本に存在した玩具チェーン店です。Wikipediaには以下のように解説されています。
概要
1990年代前期に、北海道で創業。開店当初は数店舗のみであったが、2000年代に入ると徐々に店舗数を増やし、東北地方への進出や閉鎖したハローマックの店舗を引き継ぐ形で大量出店し、業績を伸ばした。
しかし、トイザらス等の海外資本の進出やインターネットの普及により、ハローマック撤退の翌年である2009年3月、経営していた企業が倒産。これに伴い、全ての店舗が事実上の廃業。僅かではあるが、その後も玩具店になった場所もある。
店舗のパターンは主に赤のラインの内側にイラストの侍のマークがプリントされた看板がモチーフ。
一部店舗ではおもちゃ屋本舗が引き継いでいる。
Wikipedia:おもちゃのポプラ館
北海道や東北地方では、おもちゃ屋の「ハローマック」だった店舗を引き継いだ例が多かったようです。
ちなみに江別店は上記Wikipediaによると、ハローマックだった歴史はなく、開店当時から「おもちゃのポプラ館」だったとのこと。
ハローマックとは?東京靴流通センターとの関係
この形が悪かったんとちゃうか?#いいにくいことをいう日 pic.twitter.com/ebJWaogRwS
— ハローマック (@hello_mac_lion) November 29, 2019
江別市とは関係ないですが、「おもちゃのポプラ館」が引き継いだ玩具店「おもちゃのハローマック」についても記しておきます。
「おもちゃのハローマック」は1985年から2008年まで運営していた玩具店でした。
「おもちゃのハローマック」を運営していたのは、東京靴流通センターなどを展開する「株式会社チヨダ」。靴の販売不振から1985年より不採算店舗をおもちゃ屋さんに業態転換、当時はファミコンブームなどもあり大ヒット。最盛期は500店舗を超えていたといいます。しかし、「おもちゃのポプラ館」と同様の理由により販売不振に陥り撤退。一部の店舗は「東京靴流通センター」「マックハウス」にリニューアルされました。
「東京靴流通センター」にお城をイメージした大きな看板の店舗が多いのは、「ハローマック」だった店舗を利用したから。
もともと靴屋さんだった店舗がおもちゃ屋さんになり、また靴屋さんに戻ったということになりますね。
懐かしのおもちゃのポプラ館
You Tubeにポプラ館のテレビCMがありました。
クリスマス時期にプレゼントを求めておもちゃ屋に並ぶといった光景が今は懐かしいですね。