
2026年3月発表、江別市の環境状況をまとめた公式資料「えべつの環境2025」が公開されています。
現在の環境の状態や課題について、要点を整理しました。
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もくじ
「えべつの環境」について
江別市の環境施策や環境調査の概要がわかる「えべつの環境2025(令和7年度)」は、上記リンク先の江別市公式ホームページにて公開されています。
上記のページでは「えべつの環境2010(平成22年度)」まで遡り資料をダウンロードすることが可能です。
この記事では、「えべつの環境2025(令和7年度)」についての要点のみをピックアップします。詳細については上記リンク先の資料をご確認ください。
江別市の環境は全体的に「良好」
江別市は石狩平野に位置し、河川や森林など自然環境に恵まれた地域です。
- 野幌森林公園など豊かな自然環境
- 石狩川など多くの河川が流れる
- 風が強く、大気が滞留しにくい
こうした条件もあり、環境全体としては比較的良好な状態が維持されています。
大気・水質ともに基準クリア
調査結果では、大気・水質ともに大きな問題は見られていません。
大気環境
- 二酸化硫黄・二酸化窒素ともに基準内
- 浮遊粒子状物質も基準クリア
- 市街地では車の影響でやや高め
河川水質
- 石狩川・千歳川など主要河川は概ね良好
- 環境基準はほぼ達成
大きな公害は抑えられており、環境改善が進んでいる状況です。
公害から「生活トラブル」へ変化
近年の特徴として、環境問題の内容が変わってきています。
- 工場などの公害 → 減少
- 騒音・悪臭 → 増加(生活由来)
具体的には以下のようなケースが増えています。
- 近隣の生活音
- 野焼きや薪ストーブのにおい
- 日常生活に伴うトラブル
環境問題は「産業型」から「生活型」へシフトしています。
新たな課題は「越境汚染」と「脱炭素」
現在の主な課題は次の2点です。
- PM2.5など海外からの大気汚染
- 地球温暖化対策(脱炭素)
江別市では、温暖化対策の計画や協議会を設けて取り組みを進めています。
環境を守るカギは「市民の行動」
資料でも強調されているのが、市民一人ひとりの役割です。
- 生活排水の配慮
- ごみの分別・削減
- 騒音・においへの配慮
環境問題は、日常生活と直結しているものが増えています。
子どもから大人まで環境教育も充実
江別市では環境教育にも力を入れています。
- 小学校での出前授業
- 夏休みの体験イベント
- 市民向け講座・セミナー
- 環境イベントの開催
地域全体で環境意識を高める取り組みが進められています。
まとめ
江別市の環境は、現在のところ大きな問題はなく良好な状態です。
一方で近年は、
- 騒音や悪臭など生活由来の環境問題の増加
- 河川水質などを守るための生活排水への配慮
- 人口減少に伴う地域環境の維持
といった課題が見えてきています。
これからの環境対策は、行政による規制だけでなく、
日常生活の中での一人ひとりの意識と行動がより重要になっていきそうです。
参考:「えべつの環境2025(令和7年度)」/江別市公式ホームページ