
2026年1月に大規模な火災が発生した江別市大麻東町の「大麻銀座商店街」で、新たな地域拠点の整備に向けた動きが進んでいることが分かりました。
江別市が2026年9月1日に市議会へ提出した「令和8年度江別市一般会計補正予算(第2号)」には、商店街等活性化支援事業として3,000万円の補助金が追加計上されています。
市の資料によると、「大麻銀座商店街における新たな地域拠点の整備に対する補助」とのこと。
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もくじ
大麻銀座商店街の地域拠点整備に3,000万円
今回提出された一般会計補正予算案では、商工費の「商店街等活性化支援事業」に3,000万円が追加されています。
補正予算の歳入を見ると、この事業に関連して国の「地域経済循環創造事業交付金」1,500万円が新規計上されています。
このため、3,000万円のうち1,500万円を国の交付金で賄い、残る部分について一般財源を充てる形となっています。
補正予算資料の歳出欄では、商業振興費として、
「商店街等活性化支援事業(追加) 30,000千円」
と記載されています。
江別市議会議員による委員会内容の報告では、大麻銀座商店街が取り組む「インキュベーション等施設の整備事業」に対し、国の交付金を活用して補助する事業とされています。(江別市議会議員 いのまたみか/note(ノート))
「インキュベーション施設」は一般的に、起業や新規事業に取り組む人や事業者を支援するための拠点を指します。
ただし、今回江別市が公開した補正予算資料では、施設の名称や規模、建設場所、整備主体、完成時期などの詳細までは明らかにされていません。
2026年1月の大規模火災で9棟に被害

大麻銀座商店街では2026年1月7日夜、大規模な火災が発生しました。
火災は大麻東町にある商店街の一角から発生し、隣接する建物へ延焼。消防による当時の発表では、少なくとも9棟が焼ける大きな被害となりました。けが人はいませんでした。
大麻銀座商店街は、昔ながらの個人商店だけでなく、若い世代による新しい店舗や市民活動、地域交流などの拠点が集まる商店街として知られています。
火災後には、NPO法人北海道NPOファンドなどによる「江別市大麻銀座商店街支援ファンド」も立ち上げられ、商店街全体の復旧・復興に向けた支援が続けられてきました。
火災跡地は2026年8月までに更地に

大麻銀座商店街火災現場跡地(2026年8月)
火災によって被害を受けた建物はすでに撤去され、火災跡地は更地となっていました。
2026年1月の火災から半年以上が経過し、現地では建物の撤去が完了するなど、復旧に向けた動きが進んでいる様子が確認されています。
そして今回、新たに江別市の補正予算案に「新たな地域拠点の整備」への3,000万円の補助が盛り込まれたことで、大麻銀座商店街の復興に向けた新たな動きが具体化しつつあることが分かります。
ただし、現時点では、この新たな地域拠点が火災跡地そのものに整備されるのかどうかは、市の公開資料からは確認できません。
大麻銀座商店街の復興、新たな段階へ
2026年1月の大規模火災から約8カ月。
建物の撤去、更地化などが進む中、今回、江別市の補正予算案によって3,000万円規模の新たな地域拠点整備への支援が明らかになりました。
一方で、現在公表されている市の資料だけでは、
- 新しい施設がどこに整備されるのか
- 火災跡地を利用するのか
- どのような建物・機能になるのか
- 誰が施設を整備・運営するのか
- いつ完成・開設する予定なのか
といった具体的な内容は確認できません。
今後、市議会での審議や商店街側からの発表などによって、詳細が明らかになるものと思われます。
大きな被害を受けた大麻銀座商店街が、どのような形で新しい地域拠点をつくっていくのか、今後の動きが注目されます。
参考・公式情報
- 江別市議会「令和8年第3回定例会提出議案」/江別市公式ホームページ
- 江別市「令和8年度江別市一般会計補正予算(第2号)」(PDF)

