江別市錦町にある新栄団地を紹介する記事の第4回目。
写真は新栄団地地区の北側、2番通り沿い付近からみた団地群です。
ここには平屋建ての煉瓦積み住宅が並んでいます。
※2014年12月撮影
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新栄団地・レンガ造りの集合住宅[江別市錦町]
日本全国に団地は数あれど、煉瓦造りの集合住宅はかなり珍しいのではないかと思います。
これはかつて江別市野幌に煉瓦工場がひじょうに多かったためだと思われますが、頑丈そうで実にいい色合いの住宅です。
赤色のトタン屋根もレンガの色とあっていて可愛らしい雰囲気です。
このレンガ造り集合住宅は平屋建てで、4軒ほどが一つにまとまっている形になっています。
住宅と住宅の間には古い板張りの倉庫と、家庭菜園がありました。庭付きの集合住宅ってかなり贅沢ですよね。
レンガの種類が違う平屋団地も
一般的なレンガを使用した平屋建ての他に、種類の違う大きめのレンガを使用した団地も並んでいました。
レンガ造団地が並ぶ7丁目通商店街
煉瓦造団地が並ぶ横には7丁目通が走っています。その向かいには商店が軒を連ねる「商店街」になっていました。
団地が造成された頃はきっと多くの賑わいがあったことでしょう。
今は人通りもなくひっそりとしていて、素通りする車の音だけが響いています。
上の7丁目通りの写真中央には、中央バス『2番通7丁目バス停』のポールが立っています。
そのポールを越えた辺りに『江別市新栄団地(2)切妻二階建て団地群』があります。
種類豊富な新栄団地群は間もなく姿を消す
新栄団地地区の集合住宅は、平屋(2種類)・2階建て(2種類)・3階建てと様々な種類の団地が並んでいるというひじょうに珍しい団地群です。
一つの区画でこれだけ違う形の団地が見られる場所はそうそう無いでしょう。
その新栄団地地区も、あと数年すれば全てが新しい高層団地に生まれ変わります。
昭和の高度経済成長期をになった団地群は間もなく姿を消す事になります。