江別市錦町にある新栄団地。写真は7丁目通から見た団地群です。(中央バス『2番通7丁目バス停』付近)
※2014年12月撮影
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7丁目通沿いの新栄団地
江別市錦町・7丁目通り沿いにある新栄団地は、2階建ての集合住宅が並んでいました。
煙突が飛び出た形の切妻屋根になっています。煙突があるのが北海道ならでは。
また団地に切妻屋根が付いているというのもたぶん北海道だけのような気がします。
建物の側面に窓が無いのも防寒対策でしょうか。
側面上部の壁には『改B二40 9-12』と書かれています。
棟ごとに付与された名前でしょうか。付け方が変わっていますね。
学園通り沿い・二階建て団地の出入口部分
こちらは学園通り沿いに建っている切妻二階建て団地の出入口部分。
七丁目通りの2階建て団地とほぼ同型ですが、こちらは出入口横に防雪壁のようなものが付いているのが特徴です。
部屋構造はいわゆる「メゾネットタイプ」となっていて、内階段があって1階・2階に部屋があるという構造になっています。
出入口扉の前に並んだ板張りの物置も相当な年代物に見えますね。
ただ昭和40年代に建てられたはずですから、それほど古いというわけではないでしょう。
古さがにじみ出ているのは黒々とした板壁の色のせいかもしれません。
シンプル過ぎるデザインは窓が無いせい
この団地を見てまず思ったのは、デザインが非常にシンプルであるということです。昭和中期頃の団地は全国的にシンプルなものが多いですが、道内の団地が本州に比べて更にシンプルに見える理由の一つに「窓がない」という点が挙げられます。
北海道の建物は防寒対策のため窓が極力省かれているという特徴がありますが、モルタル壁の団地で窓がないと息苦しそうに見えてしまいますね。冬のことを考えたら仕方のないデザインなのですが。
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