JR函館本線・大麻駅の南北をつなぐ人道跨線橋(歩道橋)が掛け替えられる予定だそうです。
早ければ2021年度にも着工予定とのこと。かなり老朽化が激しいので、跨線橋架替えで利便性も向上するといいですね。
※追記:2022年6月頃着工に延期されました
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もくじ
JR大麻駅の跨線橋(歩道橋)が架け替え予定[江別市大麻中町]
JR大麻駅の跨線橋架替えに関する情報は、2020年4月7日付の北海道建設新聞に掲載されています。
記事によると、バリアフリー対応や北口・南口の両側にエレベーター設置が検討されているとのことです。
着工は早くて2021年度になる予定。工期は約3ヶ月程度。
大麻地区と文京台地区は線路によって大きく分断された形になっているので、少しでも行き来が楽になるといいですね。
※追記:架け替え工事着工は2022年6月頃に延期
大麻駅の跨線人道橋架替え工事は、2022年6月着工に延期されたようです。
予定されている工事期間は以下の通り。
- 2022年度:仮設工事・スロープ付き階段等の工事
- 2023年度:上部架設
- 2024年度:上屋根・エレベーター設置予定
- 2025年度:現在の跨線人道橋解体・駐輪場の拡大等
JR大麻駅 跨線橋(こせんきょう)とは
JR大麻駅の駅外自由通路・跨線橋。こちらは北口から見た跨線橋です。
階段とスロープが付いている構造で、エレベーターは付いていません。
頑丈な屋根がついているのが北海道らしい造りです。
北口跨線橋出入口部分。左が階段入口、右がスロープ入口です。
見るからに古そうな雰囲気ですが、なんと1966年(昭和41年)の大麻駅開業時から使われているものだそうです。
線路を渡り南口に出てきたところ。屋根は道路に出たところで途切れてしまいます。
南口駅舎前から跨線橋を見た様子。
文京台にある3つの大学(酪農学園大学、札幌学院大学、北翔大学)があるエリアなので、学生さんや卒業生の方は見覚えのある風景かと思います。
線路を超えた先の国道12号線も跨いでいるのがポイントです。
国道を渡った先の歩道橋は、ビルにも直結しています。
ちなみにスロープは国道を渡った先にしかなく、南口駅舎側にはスロープはありません。
工事が開始される間も跨線橋は渡れるように維持されると思われることから、新跨線橋はこの位置からずれた場所に作られるのかな?と想像します。
いっそのこと白石駅のような橋上駅舎へ…というのは予算の関係上難しいのでしょうね。
エレベーターが付くだけでも利用者にはずいぶん便利になることでしょう。
参考:江別駅の跨線橋
こちらの写真は江別駅の駅外自由通路(跨線人道橋)。旧跨線橋撤去工事が行われていた当時の状況です。
江別駅の跨線橋は、2014年10月30日に新しく掛け替えられました。
以前は屋根もスロープもない跨線橋でしたが、現在は屋根・エレベーターが付き、自転車もエレベーターに載せられます。
新しい大麻駅の跨線橋はこのイメージに近いものになるのでしょうか。