江別市の4丁目通り突き当たりにある「4丁目跨線人道橋(跨線橋・歩道橋)」。
函館本線をまたぐ橋です。左に小さな公園と駐車場があります。
何の変哲もないただの跨線橋ですが、気になる銘板を発見しました。
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4丁目跨線人道橋の製作は函館どつく株式会社
「4丁目跨線人道橋」に付いている銘板。
「1995年3月」に造られたことと、製作会社名に「函館どつく株式会社」の文字がありました。
「函館どつく」と言えば函館で超有名な造船会社ですね。
江別市内でその名を見るとは思いませんでした。
4丁目跨線人道橋付近から、かつて火力発電所専用線が出ていた
この4丁目跨線人道橋がある地点からは、かつて北海道電力江別火力発電所へ向かう専用線の線路が分岐していました。
地図を見るとよく分かるのですが、この辺りから線路がカーブを描いて北へ向かった跡が残っているのがわかります。
その廃線跡は現在、「四季の道」という緑道になっているので、線路があったことを想像しながら歩くことができます。
江別駅の鉄道駅開業は1882年(明治15年)ですから、ひじょうに長い歴史が有ります。
その江別駅周辺を散策すると意外な発見があったりして楽しいものです。
※廃線跡を辿った記事を書きましたのでご参照ください。
北海道電力江別火力発電所専用線の廃線跡を歩く(1)鉄道線の歴史・地図