イオンタウン江別店(江別市野幌町)内にある靴販売店「シューズスクエア」が、2020年4月16日をもって閉店となりました。
閉店の理由は店舗を運営していた株式会社メルヘンの倒産によるものとのこと。
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もくじ
イオンタウン江別店シューズスクエア閉店 (株)メルヘン倒産[江別市野幌町]
イオンタウン江別店1階にて営業していた靴・衣料品小売店「シューズスクエア」。
2020年4月18日の状況では、商品はそのままに、店舗全体に網が掛かって入れなくなっていました。
シューズスクエア閉店のお知らせ
シューズスクエアの店頭には「閉店のお知らせ」がありました。
令和2年(2020年)4月16日をもって閉店したこと、株式会社メルヘンが札幌地方裁判所において破産手続開始決定がなされた旨等の記載があります。
不況の影響が靴販売にも及んでいるようです。
株式会社メルヘン倒産について
株式会社メルヘンは、北海道江別市野幌町に本社を置く、婦人靴・紳士靴・子供靴や衣料品等の販売を手掛ける小売業者。
設立は1965年で、北海道札幌市・江別市・旭川市及び関東地区等で「シューズスクエア」「フォレスト」「メルヘン」「デシグアル」「オレンジスカッシュ」等の屋号で靴店・衣料品店を展開していました。
2020年4月17日、(株)メルヘン自己破産申請
2020年4月17日(金)、株式会社メルヘンが札幌地方裁判所に自己破産の申請をしました。
負債総額は3億6300万円。
帝国データバンクでは以下のように伝えています。
「北海道」 (株)メルヘン(資本金1000万円、江別市野幌町10-1、登記面=江別市野幌町46-12、代表照井康文氏)は、4月17日に札幌地裁へ自己破産を申請した。
申請代理人は神戸俊昭弁護士(札幌市中央区南1条西11、弁護士法人神戸・万字・福田法律事務所、電話011-241-7770)。
当社は、1965年(昭和40年)4月の設立。道内および関東地区を営業エリアとして、婦人靴を中心に紳士靴・子供靴等の小売を主体に衣料品の販売も手がけ、2015年7月期には年売上高約9億9400万円を計上していた。
靴の小売店舗は、札幌市内、江別市内、旭川市内のほか関東地区も含めて計12店舗を展開。20歳代~40歳代を対象とした婦人靴の取り扱い(70%)を主体として、国内製品のほか輸入物の海外製品などの取り揃えも幅広く行っていた。また、衣料品は婦人物の海外ブランド品を取り扱い、札幌市内の百貨店などに店舗を展開していた。
しかし、同業者間の販売競争などから2019年7月期の年売上高は約7億5000万円にとどまるなか、この間の多店舗展開に伴う金融機関からの借入金負担などから赤字を計上。余裕のない資金繰りを強いられていた。
その後も業況回復に向けた取り組みを行っていたものの、今年に入ってから新型コロナウイルス感染拡大の影響から商業施設への集客が低迷するなか、当社の売り上げ減少に歯止めがかからず、今回の措置となった。
負債は約3億6300万円。道内における新型コロナウイルス関連の倒産は10社目となった。
引用元:倒産速報/帝国データバンク
イオンタウン江別店の場所アクセス地図
住所:〒069-0813 北海道江別市野幌町10−1