JR江別駅を出てすぐ左手に見える「江別市水道庁舎(北海道江別市萩ケ岡1−4)」。
その立派な建物の手前には「水道発祥の地碑」や「開村記念碑」等が置かれています。
個人的には3回ほど見に行ったことがあるのですが、記事にしたことがなかったので、あらためて2020年7月に見に行ってきました。
スポンサーリンク
江別市水道庁舎にある「水道発祥の地」と「開村記念碑」[江別市萩ケ岡1-4]
赤いレンガタイルで覆われた立派な建物「江別市水道庁舎」出入口付近。
中に入ったところのロビーには江別式土器(縄文式土器)が飾られていたりしますが、今回は中に入らず、手前の階段を上がって左手に進みます。
水道発祥の地
水道庁舎入口の脇にある「水道発祥の地」と書かれた水飲み場。
この水道庁舎が建っている萩ケ岡(江別神社境内)はかつて豊富な井戸水が出ていたそうです。
ところが次第に江別神社の井戸水は枯れてしまい、昭和35年(1960年)頃に利用が停止されたとのこと。
※その江別神社の井戸水(御神水)は2019年に復活しました。
井戸水が枯れて20年後にこの場所に水道庁舎が立ったのもここが水源地として重要視されていたからでしょうか。
裏側には昭和56年(1981年)水道庁舎建設記念と書かれています。
2つある水飲み場はちゃんと水が出ます。こういう水飲み場も今では少し珍しくなりましたね。
佐藤忠良 作「少女」銅像
水道発祥の地のさらに隣には、佐藤忠良作の銅像「少女」が立っています。花壇の花もとてもキレイです。
「少女 1981 佐藤忠良」と刻まれています。水道庁舎・発祥の地碑の建立と同年です。
開村記念碑
「少女」像の奥には古さが際立つ「開村記念碑」が立っていました。台座のみが場違いなほど新しくキレイですね。
旧漢字漢文で書かれているため判読が難しい。
昭和3年6月上浣(上旬)に建てられたもののようです。
開村記念碑の裏側には「昭和56年江別市水道庁舎建設の為移設す」と書かれていました。
もとは江別神社境内にあったそうですが、水道庁舎建設のための移設されたものと思われます。
江別市水道庁舎の場所アクセス地図
住所:〒067-0071 北海道江別市萩ケ岡1−4