北海道千歳市にある「JR新千歳空港駅」が今年2022年で開業30周年を迎えるのを記念して、「新千歳空港駅開業30周年記念企画」が実施されます。
記念入場券の販売や記念スタンプ・記念フォトスポットの設置、記念ロゴステッカーを貼付けた駅弁販売内など、盛りだくさんの内容となっています。
スポンサーリンク
もくじ
新千歳空港駅の歴史
- 1987年(昭和62年)11月6日:JR北海道が千歳空港駅 - 新千歳空港間2.5kmの事業免許を運輸大臣に申請、国鉄民営化後JRグループでは初の新線建設申請となる。
- 1988年(昭和63年)9月26日:千歳空港駅 - 新千歳空港間の支線工事を着工。
10月:建設費削減のため地下支線建設をシールド工法から開削工法に変更し、路線直上の2本の連絡誘導路は片方ずつ掘り返し航空機運航を維持する形とする。 - 1991年(平成3年)1月:内装デザインをデンマーク国鉄との共同制作に決定。
- 1992年(平成4年)3月16日:千歳空港駅 - 新千歳空港間の支線運賃に140円の加算運賃を運輸省に申請、新千歳空港ターミナル新駅の駅名を「新千歳空港」に決定。
3月25日:運輸省運輸審議会が新千歳空港駅支線の加算運賃を承認。
7月1日:新千歳空港ターミナルビル供用開始に合わせて開業。同時に千歳空港駅は南千歳駅と改称。 - 1994年(平成6年):駅と駅のアートワークが第5回「ブルネル賞」奨励賞 (Commendations) 受賞。
- 1998年(平成10年)11月21日:自動改札機導入。
- 2005年(平成17年)6月1日:外国人インフォメーションデスクを開設。
10月1日:東日本旅客鉄道(JR東日本)の成田空港駅と姉妹駅締結。 - 2007年(平成19年)10月1日:駅ナンバリングを実施 (AP15)。
- 2008年(平成20年)10月25日:ICカードKitaca使用開始。
- 2009年(平成21年)3月14日:Kitaca・Suicaの相互利用開始。
- 2015年(平成27年)6月:ホーム内のキヨスクが閉店。
- 2018年(平成30年)3月11日:コンコース・待合室内のキヨスクが閉店。
9月4日:みどりの窓口と外国人用インフォメーションデスクのリニューアルを完成。
12月26日:駅構内大規模リニューアル完成。改札口拡張と新待合室の供用を開始。 - 2019年(令和元年)10月1日:運賃改定と同時に新千歳空港支線の加算運賃を20円へ引き下げる。
- 2021年(令和3年)11月1日:みどりの窓口の営業時間を短縮(6時30分 - 22時45分から6時30分 - 22時00分へ)。
参考:新千歳空港駅/Wikipedia
新千歳空港駅開業30周年記念ロゴ
新千歳空港駅開業30周年記念ロゴ。こちらのロゴは新千歳空港駅の社員がデザインしたもの。
30周年記念企画・各概要
記念フォトスポット
新千歳空港駅に来た記念となるようなフォトスポットや手持ちパネルを駅社員が企画し設置します。
- 設置場所 新千歳空港駅 中央コンコース(改札正面)
- 設置期間 2022年7月1日(金)~2023年3月31日(金)
記念スタンプ
新千歳空港駅開業30周年記念ロゴを使用したスタンプを設置します。
- 設置場所 新千歳空港駅 みどりの窓口付近
- 設置期間 2022年7月1日(金)~2023年3月31日(金)
※押印用紙等はお客様ご自身でご用意してください。
記念入場券
開業30周年を記念した台紙付きの入場券は、新千歳空港駅にゆかりのある列車をイラストで表現し、快速エアポートの緑、開業当時の駅舎のメインカラーであった青・赤の3種類を3枚1セットで発売します。また、台紙にはリニューアル前後の駅舎の写真などを掲載しているほか、記念スタンプの押印スペースも設けております。
- 発売箇所 新千歳空港駅 みどりの窓口(営業時間6:30~22:00)
- 発売期間 2022年7月1日(金)午前8:00~2023年3月31日(金)
※7月1日(金)は8:00から16:00まで、みどりの窓口横の特設ブースで発売します。
特設ブースでの発売終了後は、みどりの窓口で22:00まで発売します。
- 発売金額 3枚1セット(台紙付き)600円(セット販売のため、1枚毎の発売はしません)
- 発売枚数 3,000セット(無くなり次第発売終了となります)
※券番0001番は千歳市、0002番は北海道エアポート㈱に寄贈します。
※郵送での取り扱いはいたしません。
※お一人様につき、一度のお買い求めを5セットまでに制限させていただく場合がございます。
※小児用の設定はありません。
【7月1日の発売について】
新千歳空港ターミナルビルは23:00から翌5:00まで閉鎖されるため、前日から待機できる場所はありません。
新千歳空港駅についても最終列車(22:53発)出発後、駅舎を閉鎖するため、前日から待機できる場所はありません。
7月1日のみ、5:00より新千歳空港ターミナルビル「1階国内線到着ロビー到着口3番付近のエスカレーター」から地下1階の新千歳空港駅へ入場することができます。その他の新千歳空港駅へ出入りできる通路やエレベーター等については、通常通り5:30以降に開場となります。
「新千歳空港駅30年のあゆみ」紹介
新千歳空港駅30年のあゆみや当時の情勢等について紹介します。
- 設置箇所 新千歳空港駅、南千歳駅、千歳駅、恵庭駅、北広島駅、小樽駅
- 設置期間 2022年7月1日(金)~9月30日(金)(予定)
「快速エアポート」に記念ロゴステッカーを掲出
新千歳空港駅~札幌駅~小樽駅間を運行する「快速エアポート」のヘッドマーク部分に、記念ロゴステッカーを掲出します。1編成しかない記念ロゴ入りの列車を見つけてみてください。
- 掲出期間 2022年7月1日(金)~9月30日(金)
駅弁に記念ロゴステッカーを貼付
新千歳空港駅と南千歳駅のホームで販売している駅弁に記念ロゴステッカーを貼付します。
- 駅弁販売箇所 南千歳駅ホーム(1・2番線)、新千歳空港駅ホーム
- 掲出期間 2022年7月1日(金)~無くなり次第終了
販売会社
- 南千歳駅:ブルマンズ㈱(旧:まるい弁当)
営業日時:毎日営業、9:30~売り切れ次第終了 - 新千歳空港駅:㈱JR北海道ソリューションズ
営業日時:月・金・土・日営業、9:00~14:00
JRヘルシーウォーキング
「新千歳空港駅開業30年記念!北の空の玄関口をめぐる、千歳・新千歳空港ウォーク」開催
家族や仲間とのふれあい、自然とのふれあい、健康増進を目的としたJRの駅を中心とする、参加無料・予約不要のウォーキングイベント「JRヘルシーウォーキング」。今年度は新千歳空港駅開業30周年を記念し、新千歳空港駅周辺でのイベントウォークを開催します。
- 開催日 2022年7月2日(土)
- 開催駅 千歳線 千歳駅~新千歳空港駅
- ポイント 道の駅 サーモンパーク千歳、サケのふるさと、千歳水族館、千歳アウトレットモール・レラ、空港公園、美々公園、新千歳空港ターミナルビル
■専用ホームページ
https://www.jrhokkaido.co.jp/travel/walking/index.html
子供向けイベントの実施
千歳市立北栄小学校の児童様を招待し、体験イベントを開催予定です。
- 実施日 2022年8月24日(水)
- 内容 新千歳空港駅から千歳駅までの乗車券発売体験を実施します。一部の児童は子供向け制服を着用していただけます。
※内容は変更になる場合があります。最新情報については公式サイト等をご確認ください。