江別市高砂町にあるJR函館本線・高砂駅駅舎。写真は南口を写したものです。
外観は高架駅のように見えますが、駅舎はそれぞれのホーム横にあるので単なる地上駅です。
跨線橋を兼ねた自由通路が独立したような構造になっています。
自由通路にはエレベーターが付いており、階段は自転車を押せるスロープがついたゆるい傾斜のタイプ。
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もくじ
高砂駅の線路下を通る地下歩道
その高砂駅西側のすぐ近くに「高砂地下歩道」があります。
開通は2013年(平成25年)3月21日とのこと。
自転車を運べる歩道は駅の跨線橋でも代替できるのになぜ作る必要があったのかと思うのですが、「踏切の代替」という意味合いがあったのでしょう。
高砂駅・6丁目踏切跡地
その地下歩道の上の部分。(高砂駅南側から北方面を見た写真)
かつてはここに「6丁目踏切」がありました。
踏切が廃止されたのは2011年10月22日。
道路があった跡がよく分かります。
高砂地下歩道・北側出入口
「高砂地下歩道」北側の出入口。
6丁目通りの交差点です。
現在はT字路になっていますが、踏切があった頃は十字路でした。
鉄西線・6丁目通り交差点跡
6丁目通り交差点の信号機には、かつて使われていた信号機がそのまま残り、シートが被せられていました。
外してどこかで再利用すればいいと思うのですが…。なぜそのままなのでしょう。
交差点の歴史が垣間見えて面白いといえば面白いですが。
6丁目通踏切(2011年10月下旬以前) JR高砂駅[江別市] 動画
かつての踏切の映像がYouTubeで残されていました。
踏切は鉄東線のすぐそばにあり、かなり危険だったことがわかります。
6丁目踏切の廃止にはかなりの反対意見があったようで、江別市の公式ホームページに残っている「6丁目踏切閉鎖説明会」の内容からそれが読み取れます。
参考:6丁目踏切閉鎖説明会(平成16年4月27日 その2)/江別市公式ホームページ
現在は新栄通と中原通が結ばれたことで、車の通行は相当改善されたように思います。