気球による宇宙遊覧を目指す宇宙開発企業・岩谷技研(本社:北海道札幌市 工場:北海道江別市)は、2023年2月21日(火)東京・恵比寿ガーデンホールにて記者発表会を行い、誰もが宇宙を体験できる「宇宙の民主化」を実現する共創プロジェクト、岩谷技研「OPEN UNIVERSE PROJECT」の始動を発表。
また、宇宙遊覧のパイロット候補生および搭乗者募集の開始も発表となりました。
「週末、宇宙行く?」が実現する世界が、目の前に迫っています!
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もくじ
岩谷技研「OPEN UNIVERSE PROJECT」始動記者会見・2人乗りキャビン内部の様子
2023年2月21日、東京・恵比寿ガーデンホールで開催された岩谷技研記者会見の様子が各報道で取り上げられています。
記者会見では宇宙遊覧に使用される二人乗りのキャビンも公開されていました。
このキャビンに乗って上空25キロへの宇宙遊覧。地球を見おろし、同時に星空も眺められるという体験が可能になる世界。それが間もなく実現されることになります。
宇宙遊覧体験、搭乗者を5名募集
岩谷技研では、2023年から2024年にかけて計画している気球による宇宙遊覧の商業運行開始に向け、2023年2月21日より搭乗者の募集を開始しました。
応募者の中から5名の搭乗者を選出し、宇宙遊覧フライトを含む宇宙遊覧体験を販売します。
応募条件、募集要項など詳しい情報は以下の「OPEN UNIVERSE PROJEC T宇宙遊覧体験 ご搭乗者募集サイト」にて、ご確認ください。
「OPEN UNIVERSE PROJEC T宇宙遊覧体験 ご搭乗者募集サイト」:https://open-universe-project.jp/oubo
宇宙遊覧体験ご搭乗者募集概要
- 募集期間:2023年2月21日(火)10時00分~2023年8月31日(木)16時59分
- 当選者発表予定日:2023年10月9日ごろ(※日程は前後する可能性がございます。)
第一期ご搭乗者様はプロジェクト事務局にて、5名を選出いたします。
当選後のフロー
合同オリエンテーション:2023年 11月20日(月)〜2023年12月3日(日) のいずれかの日程。
場所は岩谷技研本社(札幌)を予定。
打上実施:2023年12月以降、順次打上を予定。(滞在期間は1週間程度を想定)
打上までの期間内にメディカルチェック・安全講習会にご参加いただきます。
※合同オリエンテーションの日程は当選後、予定期間内で調整します。
11月20日(月)〜12月3日(日)のご予定をご確認の上、ご応募ください。
※当選後のフローは開発の都合によりに変更する場合がございます。
2人乗り気密キャビン T-10 EARTHER
宇宙遊覧で到達する高度25000mは真空・低温・無酸素となります。人間にとっては宇宙とほぼ同じ環境であり、宇宙遊覧には宇宙船と同様の機能が求められます。
安全で快適な宇宙遊覧を可能にする、岩谷技研のキャビン” T-10 Earther”には、骨格設計や機密構造に数々の特許技術が使用されており、機内の気圧変化は旅客機より小さく、飛行時の振動や揺れは新幹線より小さなものに。さらに、大きな温度変化もありません。
また、直径150cmの宇宙船としては極めて大きなドーム窓を備え、壮大な宇宙の姿を遊覧することができます。
『岩谷技研|宇宙遊覧フライト』公式動画URL:
https://www.youtube.com/watch?v=EyUZKZl6RQ4
出典:PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000088928.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000116847.html