
江別市は外来種「アメリカオニアザミ」について、市民に注意を呼びかけています。
アメリカオニアザミは繁殖力が強いうえ、茎や葉などに鋭いトゲを持つ植物です。自宅の敷地などで見つけた場合は、ケガに注意しながら早めに駆除することが大切です。
スポンサーリンク
もくじ
外来種「アメリカオニアザミ」とは
アメリカオニアザミは、ヨーロッパ原産のキク科アザミ属の二年草です。
日本には、北アメリカから輸入された穀物や牧草などに混ざって持ち込まれたと考えられています。
草丈は1~2メートルほどまで成長し、紅紫色の花を咲かせるのが特徴。茎や葉、花の周りには鋭いトゲがあり、人や動物が触れるとケガをする可能性があります。
また、種には綿毛が付いており、風に乗って広い範囲へ飛散します。
繁殖力が非常に強く、一度定着すると地域の生態系などに深刻な影響を及ぼすおそれがあることから、環境省の「生態系被害防止外来種」に指定されています。
江別市がアメリカオニアザミの駆除に協力呼びかけ
江別市では、自身が管理する敷地内でアメリカオニアザミを見つけた場合、駆除・処分するよう協力を呼びかけています。
被害の拡大を防ぐためには、大きくなる前に抜き取るなど、花が咲いて種子が飛散する前に駆除することが効果的です。
駆除するときは素手で触らない
アメリカオニアザミには鋭いトゲがあるため、駆除する際は素手で触らないよう注意が必要です。
作業時は長袖・長ズボンを着用して肌の露出を避け、厚手のゴム手袋や皮手袋を使用します。
一般的な軍手ではトゲが貫通する場合があるため注意しましょう。
株や根を残さず取り除く
アメリカオニアザミは、株や根が残っていると再生することがあります。
駆除する際はスコップなどを使い、周囲の土ごと掘り返して根まで取り除きます。抜き取る際にもトゲによるケガには十分な注意が必要です。
また、一度駆除した場所でも再び発生する可能性があるため、その後も定期的に確認し、新たな株を見つけた場合は再度駆除します。
駆除したアメリカオニアザミは「燃やせるごみ」へ
江別市によると、駆除したアメリカオニアザミは、付着している土を取り除いたうえで、速やかに「燃やせるごみ」として処分します。
ごみとして出す際には、収集作業員がトゲでケガをしないよう、ごみ袋に「トゲ注意!」などと表示する必要があります。
駆除後にそのまま放置すると種子が飛散し、さらに広がるおそれがあるため、早めに処分しましょう。
江別市では、アメリカオニアザミの特徴や駆除方法などを1枚にまとめたチラシも公開しています。身近な場所で似た植物を見かけた際には、特徴を確認するとともに、駆除する場合は鋭いトゲに十分注意して作業することが重要です。