JR函館本線と交差する位置の白樺通り(道道野幌総合運動公園線[道道1005号線])は2015年現在アンダーパスになっています。
函館本線が地上を走っていた時は意味のあるアンダーパスでしたが、2011年(平成23年)10月23日に鉄道線が高架化されたため、意味を成さなくなり、道路が平面化される予定となっています。
この鉄道との交差部分を平面化する事業が「江別の顔づくり事業」のひとつになっています。
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もくじ
白樺通アンダーパス、平面化工事
白樺通平面化事業は2014年10月に事業認可を得て、2016年(平成28年)年度末までに整備が完了する予定とのこと。
工事の本格的な着工は今年(2015年)からですが、2015年4月現在はまだ着工していません。
工事が遅れているのでしょうか?
そんな白樺通アンダーパスの現状を見てきました。
白樺通アンダーパスの現在(2015年4月)
アンダーパスの両脇には歩行者用の地下通路が設けられています。
鉄道高架化後は無用の長物ですが、鉄東線に信号がない上に車通りが多いため、平面を歩くよりも地下を歩いたほうがスムーズに北側へ抜けられます。
鉄東線と白樺通との合流地点に、早急に信号を付けて頂きたいですね。
白樺通・鉄東線との交差点
鉄東線と白樺通との合流地点。
左側から順に、函館本線高架、歩道、鉄東線、歩道、Uターン用の道路、になっています。
歩道の色が赤くなっていることもあり、鉄東線から白樺通へ右折する際に非常に分かりづらくなっています。
鉄東線から見た白樺通との合流地点
鉄東線から見た白樺通との合流地点。
道路案内板が立っていて、直進すると「江別」、右折すると「恵庭・北広島・野幌総合運動公園」方面となっています。
上述したようにここを右折する場所が分かりにくいため、戸惑う車を多く見かけます。
鉄道高架下の様子
鉄道が高架化された後に、高架下に新たに設置された歩道。
この下に白樺通のアンダーパスが通っています。
今後工事されるためか、歩道はひじょうに簡易に造られています。
高架下の歩道から見た白樺通南方面
JR高架下の歩道から見た白樺通南方面。
これが今後の工事で平面化されることになります。
せっかく作ったアンダーパスを埋めて、再度地上に戻すというのも無駄なような気もしますが、現状のアンダーパスの状況も消して良いとは言えないため、長い目で見ると早めに地上平面化にした方が良いのかもしれません。
今後の工事状況を見守っていきたいと思います。