JR大麻駅北口駅前にある噴水広場『大麻駅前1号公園』に来てみました。繁茂した木々に隠れて立派な時計塔のオブジェが立っています。
今回はその噴水を観察し、オブジェの形の意味を紐解きます。
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もくじ
JR大麻駅前公園の噴水にみる「大麻(おおあさ)のあゆみ」[江別市大麻中町]
こちらが『大麻駅前1号公園』の噴水中央にそびえ立つ時計塔。上部に10個の風車が付いています。
水が勢いよく噴き出しています。噴水としては小規模ですが、響く水の音が心地よいです。
土台などあちこちに痛みが見えますが。そのわりに水がたいへんキレイです。
噴水の裏側に回ってみる。土台のタイルがかなり剥がれ落ちている状態です。
背面に書かれた「大麻のあゆみ」
時計塔の背面には何やら文字が書かれていました。
大麻のあゆみ 江別市長 岡英雄
人跡未踏のこの地に開拓の鍬が入れられて90余年。今日の文化都市大麻に発展した。先人の不屈の開拓魂と苦闘の足跡を10年ごとの風車で表現した。
微風にも呼応し続ける風車のように、休む事なく、更に21世紀へ向けて『理想郷大麻』の為に努力しよう。贈 大麻駅前開発株式会社 社長 北城弘
昭和59年12月25日
10個付いている風車の意味がここにしっかりと説明されていました。
竣工が昭和59年(1984年)とすると、現在(2022年)から38年前となり、なかなかの年代物の噴水ということになります。
たくさんのベンチがある憩いの場
噴水を取り囲むようにベンチが複数設置されており、小休止するにはもってこいの場所です。
ちなみに、噴水奥にある建物に『シンエイPART2』というパチンコ店の看板が残っていますが、パチンコ店自体は2018年に閉店し、現在2022年は『岩谷技研江別気球工場』となっています。
大麻駅前1号公園の場所アクセス地図
住所:〒069-0854 北海道江別市大麻中町26−13