
2025年11月2日、札幌市中央区の大倉山ジャンプ競技場で行われた「第104回全日本スキー選手権ラージヒル兼NHK杯」で、江別市出身の二階堂蓮選手(日本ビールスキー部)が逆転優勝を果たしました。
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二階堂蓮選手、2本目で逆転し2年ぶりの優勝
2025年11月2日に開催された「第104回全日本スキー選手権大会・ジャンプ競技:種目ラージヒ ル 兼 第67回NHK杯ジャンプ大会」には国内トップ選手が多数出場。日本のエース小林陵侑選手が体調不良で欠場する中、初回のジャンプで二階堂選手は137.5メートルを記録しました。
1回目トップは、雪印メグミルクスキー部の小林朔太郎選手が138.5メートルを飛び、二階堂選手は2位で折り返します。
迎えた2本目、二階堂選手は飛型も安定した134.0メートルのジャンプを見せ、合計290.9点で逆転優勝。2年ぶり2度目の全日本選手権タイトルを獲得しました。
地元・江別市出身の若手ジャンパー、ミラノ・コルティナ五輪へ期待高まる
江別市出身の二階堂蓮選手は、地元北海道の雪とともに育った選手として知られています。安定したフォームと落ち着いた試合運びが持ち味で、全国の大会でも着実に実績を積み重ねてきました。
2026年のミラノ・コルティナ冬季五輪を控える中、二階堂選手の活躍は代表争いに向けて大きな弾みとなりました。
今回の優勝で、若手世代の中でも有力候補の一人として注目が集まっています。
大会では、レジェンド葛西紀明選手も129メートルを飛び4位に入り、9度目の五輪出場に向けて意欲を見せました。
また女子では、丸山希選手が優勝、髙梨沙羅選手は4位、伊藤有希選手は5位という結果でした。
二階堂蓮選手 大会結果情報
- 大会名:第104回全日本スキー選手権ラージヒル兼NHK杯
- 開催日:2025年11月2日(日)
- 会場:大倉山ジャンプ競技場(札幌市中央区宮の森)
- 優勝者:二階堂 蓮(江別市出身・日本ビールスキー部)
- 記録:1回目137.5m/2回目134.0m 合計290.9点
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