北海道江別市豊幌美咲町にある珍看板(珍標識)「もっとがんばる町 江別市まで40000km」と書かれたユニークな看板を見に行ってきました。
私はこの看板について存在は知っていたものの、実際に見に行ったことが無かったため、上江別の南大通大橋開通を見に行ったついでに場所を調べて見に行ってみました。
※撮影日は2020年3月下旬
スポンサーリンク
もくじ
【珍看板】「もっとがんばる町 江別市まで約40000km」看板を見に行ってみた[江別市豊幌美咲町]
JA道央青年部江別ブロックによる「もっとがんばる町 江別市まで約40000km」看板近影。
この看板が立っている場所は、江別市豊幌美咲町のJR豊幌駅駐車場の東側付近。国道12号線沿いにあります。
矢印が向いている方向は岩見沢方面で、江別市街地の逆方向を指しています。
江別市まで約4万キロとは?その意味
「江別市まで4万キロ」とはどういう意味なのでしょうか?
実際に岩見沢方向へ4万キロ進むと…、地球を一周して江別市に達します。
つまりこの地点から地球一周すれば江別市に着きますよ、というジョーク看板なのです。
一部では「だつりょく都市えべつ」と言われるだけあって、このゆるい感じが江別らしいと言えるかもしれません。
地球一周の距離
ちなみに地球一周の距離は約4万キロですが、正確に言うと
- 赤道方向での周囲(横):約4万77キロ(40,077km)
- 北極と南極2点間の周囲(縦):約4万9キロ(40.009km)
となります。横が少し長いのは地球が地軸を中心に回る遠心力で膨らんでいるため。
なぜ地球の周囲の長さが約4万キロとピッタリな数値なのかというと、「m(メートル)」という単位(メートル法)が地球の周囲を基準に定義されたからなんですね。
江別市まで約40000km看板の裏側
「江別市まで約40000km」看板の裏側に回ってみました。こちら側にも何やら絵と文字が書かれています。
「◯月◯日 はれ 今日は、お父さんの手つだいをした。お父さんはまいにち大へんだ」
なんとも癒やされる絵日記が描かれていました。
昔は「食べられる大地」看板だった?
↑こちらのブログの情報によると、「江別市まで約40000km」になる以前は「食べられる大地」という看板だったらしいです。
ADVENTURE-WORLDさんによると「試される大地のパロディでしょうか」とあります。なんともシュールでユニークな看板ですねぇ。
江別市まで約4万キロ看板周辺の風景
江別市まで約40000km看板の前から西方向を見た風景。
片側2車線の国道12号線が真っすぐ延びており、数百メートル先にはセイコーマート豊幌店が見えます。
写真右側はJR豊幌駅に隣接する駐車場で、ホームと駅舎が見えます。
JR豊幌駅・駅舎とレンガ造りの電話ボックス
こちらがJR函館本線・豊幌駅の駅舎と駅前風景。
駅は完全無人化となっています(以前は簡易委託駅でした)が、豊幌町自治会の方が券売機の管理と駅舎内清掃を担当しているとのことで管理者がいます。
駅前にあるレンガ造りの豪奢な電話ボックス。
レンガの街・江別市をものがたる貴重なモニュメントです。
というわけで、「江別市まで約40000km看板」についてのお話でした。
追記:看板撤去
2024年5月現在、「江別市まで約40000km看板」は撤去されてしまいました。