『江別まんじゅう』は、北海道江別市でもっとも歴史が長いお菓子と言われており、なんと明治18年(1885年)から販売が続いているという銘菓です。
というわけで、『江別名物 えべつまんじゅう』を買ってきましたので、食レポと歴史をご紹介します。
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もくじ
江別村時代から続く伝統的お菓子「江別まんじゅう」とは?
「江別まんじゅう」の歴史は明治18年(1885年)に始まったとされています。
江別市にはレンガを形どった「野幌銘菓 煉化もち」という伝統的銘菓もありますが、こちらは明治34年(1901年 ※駅売り開始は1902年)なので、それよりも古い!
江別の開拓が始まったのが明治4年(1871年)ですから、いかに古いかが分かりますね。
ちなみに江別駅の開業が明治15年(1882年)、野幌駅開業は1889年(明治22年)です。
駅開業間もない江別駅で「江別まんじゅう」は駅弁として販売されていたとのことです。
また情報によると、江別駅のキヨスクが現役だった頃にも、「煉化もち」と共に「江別まんじゅう」がキヨスクで販売されていたことがあったそうです。
なお、現在の「江別まんじゅう」は、米津製菓さんが2002年7月に引退したため、「山サ煉化餅本舗株式会社」さんが引き継がれています。
『江別名物 江別まんじゅう』は山サ煉化餅本舗で購入可能
『江別名物 江別まんじゅう』は2021年現在、江別市野幌町の国道12号沿いにある『山サ煉化餅本舗』にて購入することが出来ます。
江別銘菓の「煉化もち」と一緒に買えるのが良いですね。
江別名物 えべつまんじゅう
こちらが『江別まんじゅう』のパッケージイラスト。
「百年記念塔」が描かれている素敵なイラストです。
1箱の個数と値段(販売価格)
『江別まんじゅう』の箱の中身です。1箱に10個のおまんじゅうが入っています。
値段は1箱800円(税込み)でした。
※2021年12月現在の情報です。変更になる場合があります。
明治18年から続く伝統的お菓子
箱の中には江別まんじゅうの歴史が書かれています。
明治18年より作られている、伝統あるまんじゅうです。
厳選された十勝小豆を中あんに包み、たんぱくでソフトに仕上げて見ました
江別まんじゅうを食べてみた
こちらが江別まんじゅう。
小判型の形が特徴的です。こういった形のおまんじゅうは今では珍しいですよね。
長辺が約7.5cmで、短辺が約3.5cmほどでした。
薄皮に包まれていてフワフワした感触がします。
細長い形なのでとっても食べやすい。中には「こしあん」がギッシリ入っています。
なんだか懐かしい感じの味で、とても美味しいです!
煉化もち本舗さんのこしあんって本当に美味しいんですよね~。
明治時代の方々が同じ江別まんじゅうを食べていたかと思うと感慨深いものがあります。
ぜひご賞味を!
煉化もち本舗 営業時間
9:00~18:00
定休日
月曜日(祝日の場合は営業)
山サ煉化餅本舗の場所アクセス地図
住所:〒069-0813 北海道江別市野幌町8−4