江別市東野幌町12-4にある「夕鉄バス野幌バスターミナル(野幌営業所)」の建物写真。
停留所の名前は「野幌バスターミナル」です。
建物内には窓口と夕鉄旅行センターを併設。
社名に残る鉄道名「夕張鉄道株式会社」が長い歴史を物語っています。
スポンサーリンク
夕鉄バス野幌バスターミナル(野幌営業所)の風景
野幌営業所の建物裏手にある駐車場には、たくさんの夕鉄バスが停車していました。
正面に見えるカラーは路線バスで一般的に使用されているタイプ。
様々なカラーの夕鉄バス
こちらの赤色カラーのバスは、観光バス・長距離路線向けに使用されるものらしいです。
雪の季節に映える色ですね。
夕鉄バスの前身は「夕張鉄道」だった
夕鉄バスの社名にも残っている通り、かつて夕鉄バスは「夕張鉄道」という鉄道路線でした。
石炭輸送を目的として作られた夕張鉄道は、1926年(大正15年)開業(栗山駅~新夕張駅間)。
1930年(昭和5年)11月3日には野幌駅~栗山駅間が開業しています。
昭和中期頃までは旅客鉄道にも力を入れていましたが、炭鉱の閉山から沿線の人口減少となり、1974年(昭和49年)4月1日、夕張鉄道線全線で旅客営業が休止されてしまいました。
野幌営業所前を走る「きらら街道」は、かつての夕張鉄道の廃線跡です。