
2026年11月7日(土)、江別市や札幌市など北海道の広い範囲でまとまった雪が降り、街は一気に冬景色となりました。
この日は暦の上で冬の始まりを意味する「立冬」。札幌市では朝の積雪が10cmに達し、江別市内でも木々や歩道が雪に覆われました。
今回は、11月7日午前に撮影した江別市内「四季の道」の様子とともに、気象庁の観測記録や当日の報道から、今回の雪について振り返ります。
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もくじ
11月7日、江別市内も一面の雪景色に

2026年11月7日午前、江別市内「四季の道」
2026年11月7日、江別市内の四季のみちでは、赤い実をつけた木の枝に雪がこんもりと積もり、周囲の大きな木々も雪をまとっていました。
まだ緑や黄色、茶色の葉が残る木々と、降り積もった白い雪の対比が印象的です。
遊歩道では雪が踏み固められたり、解けたりしている部分も見られ、冬の訪れを実感させる風景となっていました。
10月末にも江別市内では雪が降りましたが、今回は街の景色が大きく変わるほどのまとまった降雪となりました。
札幌では朝6時に積雪10cmを観測
11月7日は、北日本の上空に強い寒気が流れ込み、北海道では日本海側を中心に雪が降りました。
気象情報会社ウェザーニュースによると、札幌市の積雪は午前3時の3cmから午前6時には10cmまで増加。わずか3時間で7cm増えたことになります。
また、午前6時の気温はマイナス0.7℃となっていました。
気象庁が公表した11月7日の札幌の観測記録では、次の数値が確認できます。
| 観測項目 | 11月7日の記録 |
|---|---|
| 最低気温 | -1.3℃ |
| 最高気温 | 3.4℃ |
| 降雪の深さの合計 | 11cm |
| 最深積雪 | 10cm |
| 最大瞬間風速 | 14.1m/s |
※気象庁「毎日の全国データ一覧表」11月7日・21時時点の速報値。後日修正される場合があります。
「降雪の深さの合計」は一定期間に新たに降った雪の合計、「最深積雪」はその日に地面に積もった雪が最も深くなった時の値です。
そのため、降雪量11cmと最深積雪10cmは矛盾する数字ではありません。
江別市の積雪は何センチだった?
江別市内でもまとまった雪が降りましたが、気象庁の江別観測所では、積雪深や降雪量の観測値が公表されていません。
気象庁の「過去の気象データ検索」でも、江別地点の降雪量・最深積雪は数値ではなく「///」と表示されています。これは観測値が得られない項目を示すものです。
このため、今回の江別市内の積雪を「何センチ」と断定することはできませんが、目測で10センチ近い積雪があったのは確かです。
道内では深川市で23cm、札幌市小金湯で15cmの積雪
今回の雪は、札幌市や江別市だけでなく、道内各地に広がりました。
札幌管区気象台の11月7日の観測記録によると、各地の最深積雪は次の通りです。
| 観測地点 | 最深積雪 |
|---|---|
| 朱鞠内 | 26cm |
| 深川 | 23cm |
| 層雲峡 | 20cm |
| 小金湯(札幌市) | 15cm |
| 倶知安 | 13cm |
| 札幌 | 10cm |
| 旭川 | 9cm |
| 岩見沢 | 3cm |
※気象庁・札幌管区気象台の11月7日23時時点の速報値。観測地点ごとの数値であり、市町村全域の積雪を示すものではありません。
特に深川市では、午前7時に5cmだった積雪が午前9時には23cmとなり、わずか2時間で18cmも増加しました。
また、札幌市内でも観測地点によって差があり、中心部の札幌観測所では10cmだった一方、南区の小金湯では15cmを記録しました。
札幌市では「ササラ電車」が今季初出動
札幌市では11月7日の午前4時30分ごろ、路面電車の線路に積もった雪を取り除く「ササラ電車」が今シーズン初めて出動しました。
11月7日の初出動は、2016年11月6日以来、過去10年間では2番目に早い出動だったと報じられています。
ササラ電車は、車両の前後に取り付けた竹製のブラシを回転させ、線路上の雪をはね飛ばす札幌の冬の風物詩です。
例年より早い時期に、その姿を見ることになりました。
11月7日は「立冬」 冬の始まりに本格的な雪
11月7日は二十四節気の一つ「立冬」に当たります。
暦の上で冬が始まる日に、北海道では文字通り冬らしい天候となりました。
今回のまとまった雪の背景には、急速に発達した低気圧や、北日本に流れ込んだ強い寒気の影響があります。
また、今回の雪は水分を多く含んだ湿った雪で、木の枝や電線などに付着しやすい状態でした。
気象情報会社ウェザーニュースは、雪の重みによる倒木や停電、滑りやすい路面などへの注意を呼びかけていました。
11月8日にかけても雪や風に注意
11月7日時点の気象情報では、翌8日(日)にかけても北海道で冬型の気圧配置が続き、日本海側を中心に雪や強い風への注意が必要とされています。
江別市内でも、積もった雪が踏み固められたり、気温の変化によって凍結したりする可能性があります。
車の冬タイヤへの交換や、冬靴・防寒着の準備など、冬の暮らしに向けた備えを改めて確認しておきたいところです。
紅葉が残る中で一気に雪景色となった江別市。11月7日の立冬は、冬の到来を強く感じさせる一日となりました。