2020年12月18日、第164回芥川賞・直木賞の候補作が発表されました。
道内出身者としては芥川賞候補に江別市出身の乗代雄介さん、直木賞候補に十勝の池田町出身の西條奈加さんの2名が選出されたとのことです。
江別市出身の乗代雄介さんが芥川賞にノミネートされるのは2019年に続き二回目。
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第164回芥川賞候補作に江別市出身・乗代雄介さん選出!
2020年12月18日、第164回芥川賞・直木賞の候補作が発表されました。
芥川賞の候補作は以下の通り。
芥川賞 候補作品・作家名
- 「推し、燃ゆ」宇佐見りん
- 「母影」尾崎世界観
- 「コンジュジ」木崎みつ子
- 「小隊」砂川文次
- 「旅する練習」乗代雄介
乗代雄介さんは北海道江別市出身・東京都葛飾区在住の34歳。
2019年に「最高の任務」が芥川賞候補作になっており、今回のノミネートは2回目となります。
直木賞 候補作品・作家名
- 「汚れた手をそこで拭かない」芦沢央
- 「八月の銀の雪」伊与原新
- 「オルタネート」加藤シゲアキ
- 「心淋し川」西條奈加
- 「インビジブル」坂上泉
- 「アンダードッグス」長浦京
西條奈加さんは北海道池田町出身の56歳(1964年11月9日生)。主な受賞歴は、日本ファンタジーノベル大賞大賞(2005年)、中山義秀文学賞(2012年)、吉川英治文学新人賞(2015年)があります。時代小説を得意とする作家さんです。
乗代雄介さんプロフィール
乗代雄介さんは1986年6月18日生まれの34歳。北海道江別市出身。
最終学歴は法政大学社会学部メディア社会学科卒業。
経歴プロフィールは、Wikipediaによると以下のようにあります。
北海道江別市生まれ。幼少期に東京都練馬区に移る。中学生のとき、「侍魂」などのテキストサイトが流行していたことや、いがらしみきおの『のぼるくんたち』の影響などからブログで「創作」と呼ばれる文章を書き始める。ブログのタイトルは、キンクスの曲名に由来する「ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ」。高校時代から、読んだ本の気に入った部分をノートに書き写すという習慣を持つようになる。ブログを創作の原点と考えているという[3]。大学のセンター入試前後、2ちゃんねるの国内サッカー板に建てたスレッド「今日俺が一人で近所の公園でリフティングをしてたら」が別の書き手によって書き継がれ[4]、小学館から単行本化された経験をもつ[5]。
法政大学社会学部メディア社会学科卒業。在学中は田中優子のゼミに所属[6]。卒業後、学習塾に勤務。
2015年、「十七八より」[7]で第58回群像新人文学賞を受賞しデビュー。受賞時の職業は塾講師[8]。
2018年、『本物の読書家』で第40回野間文芸新人賞受賞。同時受賞は金子薫『双子は驢馬に跨って』。
2019年、「最高の任務」で第162回芥川龍之介賞候補。
2020年、「旅する練習」で第164回芥川龍之介賞候補。
引用元:乗代雄介/Wikipedia
乗代雄介さんにとって2回目となる芥川賞、ぜひ受賞してほしいですね!
なお、芥川賞と直木賞の選考会は2021年1月20日に行われます。