北海道江別市東光町9-9にある『とうこう公園(象さん公園)』には、現在では珍しい『象の滑り台』が残っています。
以前はかなり傷んだ状態でしたが、キレイに修復されたとのことを聞き、見に行ってみました。
スポンサーリンク
もくじ
江別とうこう公園(ぞうさん公園)『象の滑り台』がピカピカにリニューアルしている件[江別市東光町]
z
江別市東光町にある『とうこう公園』。名札型の公園名も今では珍しいですね。
こちらが人気の『象の滑り台』。見違えるようにピカピカになっていました。
同じものとは思えないほどのピカピカ状態です。
修復・ペンキの塗り直し等は、2020年7月には既に完了していたようです。
高度な左官の技術で修復し、生まれ変わりました。
ちなみにこちらが修復される前の状態(2018年撮影)。以前は牙の部分が赤かったんですね。
コンクリート製(人造石研ぎ出し仕上げ)の懐かしい滑り台ですが、ペンキがボロボロに剥がれ、かなり傷んだ状態だったのが分かります。
昨今このような滑り台は壊されることが多いため、次世代のために残されたのは英断だったのではないでしょうか。
滑り台は正面と、正面右側に2つ付いています。
ピカピカツルツルに生まれ変わった象の滑り台。どの角度から見ても美しい。
後方から見た象の滑り台。お尻に窓がついています。
正面左側から見た象の滑り台。丈夫な階段がついています。
象の滑り台全体。大きく広がった耳も特徴的で、かなり手の込んだ作りとなっているのが分かります。
がっしりと丈夫な階段とゾウの足。
お尻の上には尻尾のようなものも付いていました。
内部もとってもきれいになっています。
ちなみにこちらは、修復前の象の滑り台内部。
内も外もボロボロだったことが分かります。この状態を修復してしまうのですからすごい技術です。
内部のハシゴを登って、正面滑り台の上に立ってみました。滑り台はツルツルでよく滑りそうですね!
写真だと分かりにくいですが、実は結構高くて怖いです。
滑り台の勾配もかなりきつめに見えます。勾配がキツイということは、その分すべりやすいとも言えます。
象の滑り台の上から公園内を見回します。とてもよい眺めです。
とうこう公園には広大な広場もあり、ベンチも多めです。
象の滑り台から北側を見たところ。公園のすぐ側にはJR北海道・函館本線の線路が通っています。
鉄道も楽しめる公園という点でもポイントが高いです。
とうこう公園内 遊具
シーソー
ついでですので、象の滑り台がある『とうこう公園』内の他の遊具もご紹介。
こちらは懐かしいシーソー。経年劣化が見られますが、まだまだ現役です。
ブランコ
最大4人まで遊べるブランコ。
ブランコ跡?と砂場
手前は一人用ブランコの跡でしょうか。遊具が取り外された状態でした。
写真奥に見えるのは円形の砂場。
江別市内の公園では円形の砂場が多い印象を受けます。他の地域では四角形の砂場がほとんどだった記憶。
とうこう公園 広場
公園南側は広場になっています。広場と遊具エリアを分ける中央には樹木と街灯。
広場にあった円形のベンチ。かつては樹木の周りを囲んでいたのだと思いますが、何らかの理由で切られてしまったのか、切り株だけが中央に残っていました。
列車の通過を眺めることができる
公園にいると時折列車が通り過ぎます。列車を少し見上げる位置で見られるというはなかなか興奮します。
我が子はよほど象の滑り台が気に入ったのか、超ハイテンションで何十回も繰り返し滑っていました。
列車が通り過ぎると子どもたちは楽しそうに手を降っていました。きっと良い思い出になったことでしょう。
ぜひ生まれ変わった象の滑り台へ遊びに行ってみてください。
象の滑り台を修復した『有限会社 丸和山本工業』さん、タコの滑り台も修復!
ところで今回の『象の滑り台』のたいへんな修復作業を手掛けたのは、江別の会社『有限会社 丸和山本工業』さんによるものです。
2021年には江別市野幌町『若草公園』にある『タコの滑り台』の修復工事も行っています。
丸和山本工業さんの高度な左官技術がなかったらこれらの貴重な遊具が復活することもなかったでしょう。有り難いことです。
丸和山本工業さんのFacebookでは、タコの滑り台の修復作業の様子が公開されています。
えべナビさんでご紹介いただきましたので、若草公園のタコの復元作業の一部を公開します。
有限会社 丸和山本工業さんの投稿 2021年5月3日月曜日
とうこう公園の場所アクセス地図
住所:〒067-0023 北海道江別市東光町9−9