2023年10月15日、江別市牧場町にある商業施設『江別蔦屋書店』にて、江別の木製戦闘機がテーマの舞台『博士と過ごした無駄な毎日』上映会が開催されました。
当日は、ブラタモリにも出演された街歩き研究家・和田哲さん(ブラサトルさん)と、劇団words of hearts 代表・町田誠也さんのトークショーも開催という豪華なイベントでした!
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江別の木製戦闘機がテーマ『博士と過ごした無駄な毎日』上映会の様子レポート[江別蔦屋書店]
『博士と過ごした無駄な毎日』上映会の様子。たくさんの参加者で席が埋まっていました。
最初の30分は街歩き研究家・和田哲さんと、劇団words of hearts 代表・町田誠也さんのトークショーとなり、その後に舞台『博士と過ごした無駄な毎日』を上映するという流れです。
上映される劇『博士と過ごした無駄な毎日』は、江別市にある王子製紙江別工場(現・王子エフテックス江別工場)が舞台で、かつてこの工場で戦時中に製作されていた木製戦闘機「キ106」の当時の史実を元にした内容となっています。
今回の劇制作のために歴史資料を丹念に調べたという町田誠也さんと、歴史の専門家でもある和田哲さんの、楽しい江別トークが繰り広げられました。お二人とも喋りのプロでもあるので、とにかく面白い!
和田哲さんは今回のためにスライドを用意し、江別民も知らないディープな地域ネタを披露し、参加者の皆さんが思わず感嘆の声をあげていました。
1時間半ほどの舞台上映が終了すると、出演者の袖山このみさん・温水元さんのお二人が挨拶に登場するサプライズが!
今回のお話は戦争がテーマになっているので暗く悲しい話かと思いがちですが、実は当時も今と変わらない楽しくも愉快な日常があったんだと気付かせてくれるという実に素敵な内容でした。そして、江別にもこんな歴史があったんだ!という発見もあったりで、とても満足感のある舞台でしたよ。
現在、江別市でこの舞台を上演できないかと奔走中だそうです。その時はぜひ生で見たいものです!
上映会場では、戦闘機を飛ばすために作られた滑走路が写っている航空写真、操縦席の防弾ガラスを展示。
さらに左側に見えるボロボロの箱は、1994年に江別市の早苗別川畔の地中から発見された設計図を入れた金属製の箱。江別市郷土資料館から特別に借りてきたものだそうです。
木製戦闘機キ106の設計図と模型の展示も。こういった歴史を語り継いでいくことの重要性をひしひしと感じた貴重な上映会でした。
今日はこれから江別 蔦屋書店さんで、戦時中の江別の飛行機工場を舞台にした演劇「博士と過ごした無駄な毎日」の動画上映会。上映に先立ち、作・演出の町田誠也さんと和田がトークショーを行います!
江別市郷土資料館さんから貴重な展示物をお借りしました。本当にありがとうございます! pic.twitter.com/YknVXPsg06
— 和田 哲/ブラサトル (@Satoru_Wada) October 15, 2023
上映会、始まっています。たくさんの方にお越しいただいています。#woh無駄な毎日 pic.twitter.com/ftIvhaqtoe
— 劇団words of hearts 公式 (@wordsofhearts02) October 15, 2023
「博士と過ごした無駄な毎日」上映会@江別蔦屋書店。無事に終わりました。多くの方々のご協力で素敵なイベントになりました。ありがたい感想も多数頂き、念願の江別公演実現に向けていい弾みになりました。ありがとうございました。次に向けて頑張ります。写真は和田さんと共に。#woh無駄な毎日 pic.twitter.com/1xcvdQhCnJ
— 劇団words of hearts 公式 (@wordsofhearts02) October 15, 2023
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